18日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグは、ホームのレアル・マドリーがバイエルン・ミュンヘンに4-2と勝利し、2戦合計6-3で準決勝進出を決めた。敗れたバイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は、誤審への怒りをあらわにしている。

ホームでのファーストレグで1-2と敗れていたバイエルンは、後半にアリエン・ロッベンが倒されて得たPKをロベルト・レヴァンドフスキが決めて先制。クリスティアーノ・ロナウドに同点とされるが、直後にオウンゴールで再び勝ち越し、2戦合計スコアをまったくのタイとする。

だが84分、バイエルンはアルトゥーロ・ビダルが2枚目のイエローカードで退場。数的不利に陥る。後半序盤に2枚目のカードを出されてもおかしくないプレーをしていたビダルとはいえ、やや厳しいとも言える判定には疑問の声も上がった。


さらに、バイエルンは10人で迎えた延長戦の105分、C・ロナウドに決定的な追加点を許してしまう。明らかなオフサイドだったが、副審の旗は上がらず。突破が厳しくなったバイエルンは、110分にもC・ロナウドにハットトリックを達成される。これもオフサイドの疑惑が残った。


CL準々決勝という大事な舞台での誤審に、マドリーのライバルであるバルセロナのジェラール・ピケは思わずツイッターでも「沈黙」。


いずれにしても、得点は認められ、C・ロナウドはCL通算100ゴールという偉業を達成した。


だが、112分にも失点して敗れ去ったバイエルンの怒りは収まらない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、普段は穏やかなアンチェロッティ監督も試合後にこうぶちまけている。


「我々はほぼ完ぺきな試合に迫ったが、私も審判のことまでは考えていなかった。全力以上のものを出した選手たちはすごく誇らしい。主審は多くのミスを犯した。ふさわしくないレベルだったのは明らかだ。以前の私はビデオ判定に反対していたが、今は絶対に賛成だよ。必要不可欠だ。主審がこれほど重要な試合を決めてしまうようなことがあってはいけない」

「試合後に(マドリーのジネディーヌ・ジダン監督と)話したが、彼も同意していた。我々は敗退に値しなかった」