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2020年を目処に生産化開始

フォルクスワーゲンI.D. Crozzは、VWにとって3番目のゼロ・エミッションEVコンセプトだ。なにしろ、同社の乗用車ブランドのDr. ヘルベルト・ディース取締役会会長は、2025年までに100万台のEVを全世界で販売すると言っているのだから、注目しないわけにはいかない。

今回の上海モーターショーのスター・モデルに数えられるI.D. Crozzは、4輪駆動を採用。

I.D.ハッチバック、I.D.Buzzに続くシリーズ・モデルとあって、モジュラー・プラットフォーム、エレクトリック・ドライブトレイン、新設計のシャシーを共用する。生産は、2020年を目処に開始する計画だ。

VWの「I.D. Pilot」 自動運転機能も搭載

合計出力306psという2基のモーターと、83kWhのバッテリーを採用し、0-100km/h加速6.0秒未満、最高速度180km/hを達成するというこのモデル。航続可能距離も500kmと不足はない。

またI.D. Crozzには、I.D. Pilotと呼ばれる自動運転機能が搭載され、ドライバーが手動操作から自動運転モードに変更すると、ルーフの四隅から4つのレーザー・スキャナーが展開し、自動運転が可能になるという。

I.D. Cross と I.D. Buzz パワーユニットを比較

全長4625mm、全幅1891mm、全高1609mmのI.D. Crossは、I.D. Buzzよりも316mm短く、85mmスリムで、354mm低いボディ・サイズとなる。

またホイールベースは527mm短縮された2773mmというサイズを選択した。

モーターは、前後アクスルにそれぞれ1基搭載され、フロントが102ps、リアが204psを発揮。合計の出力は306psとなり、これはI.D. Buzzよりも68ps抑えた出力となる。

駆動力は固定レシオのギアボックスとエレクトリック・プロップシャフトによって、グリップとトラクションに応じて、2本の車軸に振り分けられる。

フロア内部に敷き詰められた容量83kWhのバッテリーにより、航続可能距離は500kmを達成。充電については、30分以内に80%までチャージすることができるユニットだと、フォルクスワーゲンは説明している。