今月に入り、米通販サイト大手Ebayに「摩訶不思議な」辛味みそが登場した。純重量1オンス(約28グラム)の辛みそは、多くの売り手によって、ネットオークションに出品されている。多数の店舗によると、この辛みそは古代中国を舞台にしたディズニーの長編アニメ映画「ムーラン」の公開を記念して、米マクドナルドが1998年に特別に売り出した四川風味辛みそで、同年に映画の公開が終わると、商品も市場から撤退したという。北京青年報が伝えた。

売り手によると、この辛みそが最近再び売り出されるようになったのは、米国の人気アニメが原因という。「リック・アンド・モーティ」という題名のこのアニメでは、準主役であるリックのおじいさんが、シーズン3の第1話で、「97年待っていても、必ず四川風辛みそを食べるのに」と不平をこぼすシーンがあったのだ。

〇ネットオークションの落札価格、1万ドル以上

辛みその売り手によると、彼は最近、ヴィンテージ車を中古で買い、車の中を片付けている時にアニメに登場した辛みそを見つけたという。そこでこの辛みそをネットオークションで売り出し、一体どれくらいの値段がつくか知りたいと思ったという。「買ってくれた人にはこの20年ものの『ヴィンテージ辛みそ』を保存しておくのではなく、ぜひとも味わってほしい」と彼は話した。

この辛みそのオークションは、現地時間4月4日に、初値10ドル(約1100円)でスタートした。翌日までに6人が17回にわたり値をつり上げ、26ドル(約2800円)まで上がった。その後数日間で多くの買い手がオークションに加わり、この辛みそは最終的に187回価格が更新され、1万4700ドル(約160万円)で落札された。

〇中国調味料マニアに外国人が参入

この四川風辛みそは、正真正銘の中国国産品というわけではない。だが、米国の多くのネットショップでは中国由来の調味料が外国人にますます歓迎されており、販売価格も上昇の一途をたどっている。

また、Ebayサイトで売り出されている貴州のラー油「老干■(■は女へんに馬)」の販売価格は14.8ドル(約1600円)。北京の「王致和大塊腐乳(豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品)」も多くの海外の美食家の注目を集めており、販売価格は17ドル(約1850円)以上になっている。あるネットユーザーは、「このような味噌はとても刺激的な味だ。パスタやパンに混ぜると、非常に美味だ」と評価している。また、「王致和大塊腐乳の瓶は、最後の一滴まで飲み尽くす」という声もある。このことから、中国調味料に対して海外の美食家がますます熱を入れていることがわかる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)