17日、米フォーブスによると、2017年版の中国系富豪ランキングが発表された。486人がリストアップされ、中国系富豪の人数が世界全体の富豪に占める割合は23.8%。15年と比べると116人増えた。写真はテンセントのポニー・マーCEO。

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2017年4月17日、米フォーブス(中国語電子版)によると、2017年版の中国系富豪ランキングが発表された。ランキングには486人がリストアップされ、中国系富豪の人数が世界全体の富豪に占める割合は23.8%。15年と比べると116人増えた。内訳は、中国本土が334人で69%、香港が14%、台湾が6%だ。

486人の資産総額は1兆3425億ドル(約146兆円)で、世界全体の富豪が所有する資産総額に占める割合は17.5%。そのうち、中国本土富豪の純資産は8429億ドル(約91兆7000億円)で、62.7%。香港は2771億ドル(約30兆円)で20.6%、台湾は704億ドル(約7兆6000億円)で5.2%。人数だけでなく、資産額でも増加傾向が続いている。

中国系富豪トップ10は、香港から4人がランクインしたほかは、すべて中国本土からのランクインとなった。1位は大連万達集団(ワンダグループ)の王健林(ワン・ジエンリン)会長で、資産額は313億ドル(約3兆4000億円)。2位は香港最大の実業家・李嘉誠(レイ・カーセン)会長。

中国インターネット3大企業からは、アリババのジャック・マー(馬雲)会長は283億ドル(約3兆円)で3位。騰訊(テンセント)のポニー・マー(馬化騰)CEOは249億ドル(約2兆7000億円)で、15年と比べて二つランクアップして4位だったが、百度(バイドゥ)のロビン・リー(李彦宏)会長は資産額を133億ドル(約1兆5000億円)に減らし、トップ10落ちとなった。

拡大する運送業からは、上場した順豊速運(順豊エクスプレス)の創業者・王衛(ワン・ウェイ)氏が資産額を大幅に増やしてランクイン。

また、鴻海の郭台銘(グオ・タイミン)会長は個人資産75億ドル(約8160億円)で、台湾最大の富豪としてランクイン。世界ランキングでも182位となった。

全体的には、不動産業は今も資産を生み出す代表的な存在。ネット関連産業以外には、原材料や電子部品、耐久消費財、服飾などの業界から富豪が生み出されている。また、経済構造改革に伴い、新たなビジネスモデルの普及やインターネットファイナンスの成長がインターネット関連の富豪たちの資産を支える存在になるなど、時代に合った業界から富豪が生まれることが明確になった。(翻訳・編集/岡田)