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三菱東京UFJ銀行は18日、米国研究機関SRI InternationalとFintech領域における事業機会創出の相互協力を目的とした覚書を締結したことを発表した。

SRI Internationalは、シリコンバレーに本拠地を構える研究機関で1946年米スタンフォード大学によるスタンフォード研究所の設置にはじまり、研究分野は、生物科学から健康、エネルギーから防衛、ロボットから海洋、教育と多岐にわたる。コンピュータやデジタル分野も非常に長い歴史があり、同社の公式ページにはタイムラインでその分野ごとの業績が記してある。1955年磁気インク文字認識を使用した世界初の自動小切手処理システムERMA(Electronic Recording Machine, Accounting)から、1968年のコンピュータマウス(Computer Mouse and Interactive Computing)、2007年のSiriなど技術のイノベーションに数多く携わっている。

今回、三菱東京UFJ銀行は、SRI Internationalとの間で相互協力に関する覚書を締結。同社は、昨年よりSRI Internationalとともに訪日外国人観光客の購買傾向や行動データをAIで分析するなど実証実験を重ねていた。

覚書では、実験からの知見をもとにした潜在的購買ニーズの把握から店舗への効果的な送客、生産管理の効率化に寄与する新サービスの開発を目指すが、この実証実験に留まらず、同行の顧客基盤や金融分野における見識と、SRI Internationalが持つ先端技術、そして"シーズインキュベーションプロセス"と呼ばれる、研究開発された技術要素を核に事業創出を支援する活動手法を融合し、新たな事業機械の創出に向けて互いに協力して行く、としている。

(長岡弥太郎)