エヴァートン、ルカクは契約延長を拒否も安価での放出は考えておらず

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 エヴァートンは、ベルギー代表FWロメル・ルカク売却には大金を要求するようだ。17日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 エヴァートンとしてはルカク売却を望んではいないが、売却するなら記録的な金額のオファーが来た場合のみのようだ。一方で、ルカクはチャンピオンズリーグ出場を望んでいる。そして、出場できるクラブに移りたいと考えており、先日はクラブからの契約延長を拒否していた。さらに、ロナルド・クーマン監督は「彼は新しい契約にはサインしないと私に言った」とルカクが契約延長を拒否したことを認めていた。

 そこでチェルシーは、退団が噂されているスペイン代表FWディエゴ・コスタの代わりとしてルカクの復帰を画策している。しかし、エヴァートンとしては同選手には、昨夏にマンチェスター・Uがフランス代表MFポール・ポグバ獲得に支払ったとされる8900万ポンド(約121億円)並みの価値があると考えており、安価での放出は考えていないようだ。

 ルカクは今シーズン、プレミアリーグ第33節終了時点で24ゴール6アシストをマークしており、得点ランキングでは首位を独走している。また、エヴァートンのリーグ戦総得点60のうちの半分にルカクが関わっていることとなる。まだ23歳と若い同選手が、どのような決断を下すのか注目が集まる。