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うぉ、クルマより高いぜ……。

2015年に独Sennheiserが発表した、超高級ヘッドホンの新型『Orpheus』(関連記事)。その最高級レベルの作り込みもさることながら、当時のレートでおよそ664万円、5万ユーロという価格も衝撃的でしたね。その後継モデルとなるヘッドホンシステム『HE 1』を日本国内で2017年4月20日に販売開始するとゼンハイザージャパンが発表しました。気になるお値段は……600万円(税抜)です。やっぱりお高い。

すべてが究極のヘッドホンシステム





10年の期間をかけて開発された本ヘッドホンシステムは、その佇まいからしてただ事ではありません。本体スイッチを入れると、大理石製の本体に引っ込んでいたコントロールノブやクオーツガラス管の真空管がにゅっとせり出します。



肝心のアンプ部分には真空管アンプとトランジスターアンプをデュアルで採用。入力端子は「アナログバランス」、「アナログアンバランス」、「デジタル USB」、「デジタル OPT」、「デジタル COAX」と充実しています。対応する入力信号はPCMで最大384kHz/32bit、DSDで最大11.2MHzまで。出力については「ヘッドホン用出力(9ピン)」のほか、「アナログバランス」と「アナログアンバランス」も用意されています。

豪華絢爛なヘッドホン部







大理石仕様の本体&アンプ部に負けず劣らずで豪華なのが、エレクトロスタティック型(静電型、プッシュ・プル法)のヘッドホン。一般的なダイナミック型と比べて分解能が高い方式と言え、金蒸着セラミック電極やプラチナ蒸着ダイヤフラムなど、6000種類以上の厳選コンポーネントが採用されています。数値スペックとしては、周波数特性が8〜80000Hz(-3dB)/4〜100000Hz(-10dB)で、最大音圧レベルが114dB SPL、全高調波歪率が0.01%(1 kHz、100dB SPL)未満とのこと。耳覆い型のオープン形式になっており、本体重量は約550グラム。同社のハイエンドヘッドホン『HD800』をもはるかに上回る(『HD800』は約370グラム)重量級ヘッドホンです。

……と、スペックも価格も飛び抜けている『HE 1』は、受注生産での販売を予定。ゼンハイザーファンとしてはぜひともその音色を聞いてみたいところですが、はたして視聴できるスペースとかあるのかなぁ……。

文/塚本直樹

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『HE-1』製品ページ

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