塩野義製薬と、シャイアー・ジャパンは、塩野義製薬が小児期における注意欠陥多動性症(ADHD)治療剤「リスデキサンフェタミンメシル酸塩」(米国における製品名「VYVANSE」)について、2017年4月13日付で製造販売承認の申請を厚労省に行った。

欧米ではADHD治療薬として種々の薬剤や剤型が承認、販売されているが、日本では海外と比較して使用できる治療薬が少ないという。

シャイアーとライセンス契約により開発

注意欠如多動症(ADHD)は、不注意・多動性・衝動性の3症状を主な特徴とする神経発達症群(発達障害)の一つで、心理社会的治療・支援と薬物療法により治療可能な脳機能の障害。DSM-5(米精神医学会の診断基準)では、子どものADHDの有病率は5%で、成人は2.5%とされる。

承認申請した「リスデキサンフェタミンメシル酸塩」は、塩野義製薬が11年11月18日に、希少疾患の医薬品開発・製造を行うアイランドのバイオテクノロジー企業、シャイアーと締結した日本国内における共同開発・商業化に関するライセンス契約に基づき、開発が進められてきた。