日本を代表する巨大な古墳として多くの人が思いつくのが「仁徳天皇陵」かもしれない。しかし、今の教育現場では仁徳天皇陵ではなく大仙陵古墳と呼ばれている。子どもの頃に教わった常識が今や常識ではなくなるというのは、よくあることだ。(イメージ写真提供:(C)efired/123RF) 

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 日本を代表する巨大な古墳として多くの人が思いつくのが「仁徳天皇陵」かもしれない。しかし、今の教育現場では仁徳天皇陵ではなく大仙陵古墳と呼ばれている。子どもの頃に教わった常識が今や常識ではなくなるというのは、よくあることだ。

 中国メディア・今日頭条は17日、「日本には秦の始皇帝陵よりも大きい陵墓がある」とする記事を掲載した。記事は、「世界最大の墓」と聞くとすぐに始皇帝陵やピラミッドを思い浮かべるかもしれないが、日本にはこれらよりも大きな古代の墓があるとして大仙陵古墳を紹介している。

 第16代天皇である仁徳天皇が葬られているとされてきた大仙陵古墳について記事は、総面積が46万平方メートルで、その建造には100万人が必要だったと説明。さらに、陵墓内には大量の珍品が一緒に埋葬されていると伝えた。

 そのうえで、日本では大仙陵古墳に対して深い畏敬の念が抱かれており、参観する前には必ず手を洗い、手袋をする必要があること、写真撮影が許されないうえ、談笑することも罷りならないことを紹介。静かにゆっくりと進むことが求められ、ルールに反する見物客がいれば管理者によってつまみ出されるとしている。記事の説明を見ると中に入って見学できそうだが、実際は内部に入ることはできず、周囲の散策路を歩くことになる。もっとも、古墳に対する畏敬の念、厳かな雰囲気という点についてはその通りではあるが。

 記事を読んだ中国の一部ネットユーザーは、古代の陵墓が盗掘に遭わないことに注目している。「日本は自らの祖先を尊重する民族であり、中国のように祖先の墓を暴いたりすることがないのだ」と論じる者もいれば、「墓を暴かないのではなく、暴けないのかも。掘り返してしまうと日本の歴史が変わってしまう可能性があるから」との意見も見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)efired/123RF)