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Mozillaは4月17日 (現地時間)、ブラウザ「Firefox」のプレリリース・チャンネルの変更を発表した。2011年に提供を開始したAuroroチャンネルのアップデートを4月18日に終了させ、数カ月をかけてリリースサイクルからAuroraチャンネルを取り除く。そして、これまでAurora版をベースにしていた開発者向け「Developer Edition」を、より安定しているベータ版ベースに変更する。

新しいFirefoxのプレリリース・チャンネルは以下の3つになる。

・Nightly:新機能を毎日アップデートする実験的なリリースを提供。Nightly版は品質保証チームのテストを受けていないため、バグが多く、動作は不安定。
・Developer Edition:安定したベータ・ビルドをベースに、サイトの構築、テスト、スケールなど、Web/ プラットフォーム開発者のための機能をまとめたエディションを提供。
・Beta:最も安定したプレリリース・ビルドを提供。ベータ版では、多くの人が次期リリースの機能をいち早く体験し、フィードバックを提供できる。

廃止されるAuroraチャンネルは、Nightlyで試した新機能や新技術を採用に向けて改良し始めたビルドを提供していた。品質保証テストも始まったばかりで安定に欠け、Nightlyを嫌う開発者にとってAurora/Developer EditionとBetaの間で選択が難しかった。新しい3つのプレリリース・チャンネルでは、実験的なNightly、将来のバージョンを安定した環境で試せるDeveloper Edition/ Betaという違いが明瞭であり、開発者やエンジニア、研究者、そしてアーリーアダプターユーザーが目的のリリースを迷わずに選択できる。また、変更によってプラットフォーム機能のリリースサイクルがこれまでよりも短くなるという。

今後の計画は、4月18日に予定通りにFirefox 54がAuroraからBetaに移る。Firefox 55はNightlyにとどまり、合計14週間のNightlyを経て、6月12日にNightlyからBetaに移る。Auroraチャンネル最後のFirefox 54 (デスクトップ)には、4月〜6月の間は重要なセキュリティ問題を修正するアップデートだけを提供する。移行プロセスでは、デスクトップのAuroraユーザーをDeveloper Edition/Betaに導き、Android版ではNightlyに導く。

(Yoichi Yamashita)