14日、韓国・聯合ニュースは、韓国・釜山を旅した台湾人観光客が観光警察の対応に感動したとのエピソードを報じた。写真は韓国のタクシー。

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2017年4月14日、韓国・聯合ニュースは、韓国・釜山(プサン)を旅した台湾人観光客が観光警察の対応に感動したとのエピソードを報じた。

11日、釜山市の南西に位置する多大浦(タデポ)海水浴場付近でのこと。台湾人観光客の女性ファンさん(39)ら4人のグループは、少し前に下車したタクシーのトランクにパスポートや現金の入った旅行かばんを置き忘れたことに気付いた。すぐに警察へ連絡すると、釜山沙下(サハ)警察署・多大浦地区隊所属のキム・チャンホ警部補らが出動、車両番号の確認を経て間もなく、該当のタクシーはファンさんらがいる場所へ戻ってきた。安堵(あんど)した一行は、夜景を見ようとこのタクシーに乗り2キロほど離れた場所へ向かった。

ところがこのタクシー運転手(54)はメーターを倒さず走行、料金として相場の10倍ほどに当たる5万ウォン(約4700円)を要求した。下車後ようやくぼったくりに遭ったと気付いたファンさん一行は翌日、韓国観光公社の観光苦情申告センターへ被害を届け出た。

観光公社から協力要請を受けた釜山警察庁観光警察隊のイ・スンウ警部補は13日午前にファンさんらと面会、事情を聞くと程なくしてタクシー運転手を見つけ、不当に徴収した料金4万5000ウォン(約4300円)を返金させることに成功した。ファンさんに現金が戻ったのは、帰国便のフライトのわずか4、5時間前だったという。

ファンさんは、観光苦情申告センターへ再びメッセージを送った。そこには「韓国の観光警察の迅速な協力と友好的な姿勢に感動し、うれしい旅行になった。台湾の仲間たちにも広く知らせたい」と書かれていた。

このニュースを知った韓国のネットユーザーらの反応は「最近良くないニュースばかりだから、こういうのは良いね」「警察の皆さん、お疲れさま」と警察への温かい声が寄せられる一方、「誠実に仕事しているタクシー運転手のために、非良心的な運転手には厳罰を」「観光警察の対処が誇らしいという気持ちより、タクシー運転手のせいで恥ずかしい気持ちが勝る。イメージダウンだ」「ぼったくりしたら業界で仕事できなくさせないと!」「運転手の免許を取り消して!」と、真面目に働くタクシー運転手のイメージダウンになりかねない今回の運転手の行為に、怒りの声が集中した。(翻訳・編集/真)