2017年シーズンが開幕して、はや1カ月半。今季もゴルフの女子ツアーは、日本勢と外国勢とが熾烈な争いを見せて、大いに盛り上がっている。5月には、国内メジャー第1弾となるワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(5月4日〜7日/茨城県)も控え、これからますます熱気を増していくことだろう。そんな中、今季も注目の人気プレーヤーたちに、序盤戦でつかんだ手応えと、この1年に向けての目標を聞いた――。


photo by Sueishi Naoyoshiイ・ボミ(28歳/韓国)
2016年=賞金ランク1位(優勝5回)。平均ストローク1位(70.0922)
「今季は、私が3年連続賞金女王になれるかどうか、というところにみなさんの関心があると思いますが、私自身、賞金女王は特に意識していません。

 とにかく一打、一打にベストを尽くすこと。そして、まだ達成できていない平均ストローク60台や、メジャー大会で優勝することが目標です。プロゴルファーとして高い目標を掲げて、もっと成長していきたいです」



photo by Getty Images香妻琴乃(25歳/鹿児島県)
2016年=賞金ランク52位(ファイナルQT44位)。平均ストローク59位(73.0730)
「昨年は、腰の痛みとも戦いながらのシーズンで、シード落ちが決まってから、いろいろなことに気づかされた1年でした。今季はQTランキング(44位)によるツアー参戦となりますが、20試合以上は出られそうなので、ひとつでも多くの試合で上位争いに加わっていきたいです。

 現在は、全体的には悪くないゴルフができています。プロになってから、ずっと変わらない目標である”レギュラーツアー初優勝”を、今年こそ狙っていきたいです」



photo by Sueishi Naoyoshiセキ・ユウティン(19歳/中国)
2016年ファイナルQT16位。今季、日本ツアー初参戦。
「今季、日本ツアーには初参戦となりますが、ギャラリーの数が多くてすごく楽しいです。それに、毎週試合があるので、試合の中でゴルフが上達できる環境にいられるのが本当にいいですね。

 ただ、ツアーに慣れるにはもう少し時間がかかります。中国とはまったく違うコースばかりですし、グリーンも硬くて速いですから。今は、いろいろなことを少しずつ吸収していければいいな、と思っています。そうすれば、成績も出せるようになるのではないでしょうか。今季は、シード権を獲れるようにがんばります」


photo by Getty Images堀 琴音(21歳/徳島県)
2016年=賞金ランク11位。平均ストローク21位(72.0204)
「今季は、とにかく早く初優勝したいです。優勝して、早々にシードを確定させてシーズンを過ごすことができれば、ベストですよね。

 まだ調子はよくありませんが、ショットがよくなってきているので、そこから全体的なレベルアップにつなげていきたいです」



photo by Sueishi Naoyoshiキム・ハヌル(28歳/韓国)
2016年=賞金ランク4位(優勝2回)。平均ストローク3位(70.5273)
「今季は、日本ツアー3年目のシーズンとなります。振り返ってみれば、早いものですね。今季は、開幕戦から2試合連続でトップ10入りしたのですが、3試合目で予選落ちしてしまったのが悔しかったです。

 現状、ショットの調子は昨年よりもよくないのですが、まだまだシーズン序盤。これからが長いので、しっかり調整していきたいと思います。昨季は年間2勝できたので、今季の目標は年間3勝。まずは早い時期に、1勝したいです」



photo by Getty Images森田理香子(27歳/京都府)
2016年=賞金ランク69位(ファイナルQT77位)。平均ストローク65位(73.4324)
「今季は、レギュラーツアーに出られる試合は、すべて出ます。そこで勝てれば一番いいのですが、まずは自分がやるべきことをやり続けること。それが重要ですね。もちろん、簡単なことではありませんが、勝つ気持ちもしっかり持っています。

 強化していることは、自分の感覚を取り戻すこと。試合勘をなくさないためにも、ステップ・アップ・ツアーにも出られる試合は出ようと考えています」



photo by Sueishi Naoyoshi藤田光里(22歳/北海道)
2016年=賞金ランク48位。平均ストローク35位(72.5838)
「昨年は手首のケガが長引いたりして、あまり調子がよくないなかでのプレーが続いていました。それでも、どうにかシード権を獲得できました。

 今季も、開幕戦からまだ(プレーの出来に)波があって、決して調子がいいとは言えませんが、常に笑顔でプレーすることを心がけています。そして、どんどん上位争いに加わって、テレビ中継にもたくさん映れるような位置でプレーすることが目標です」



photo by Sueishi Naoyoshiユン・チェヨン(30歳/韓国)
2016年ファイナルQT5位。今季、日本ツアー初参戦。
「今季から日本ツアーに本格参戦。まだ日本のコースに慣れていませんし、芝の質が韓国と日本とでは違うので、その辺も慣れるまでもう少し時間がかかりそうです。それでも、日本語を少しずつ覚えていって、生活環境に慣れてくれば、自ずと結果はついてくると思います。

 開幕戦からいい成績を残せていませんが、今季はまず日本ツアーのシード権を獲ることが目標。もちろん、優勝も目指していきます」



photo by Sueishi Naoyoshi菊地絵理香(28歳/北海道)
2016年=賞金ランク10位(優勝1回)。平均ストローク8位(71.3376)
「3試合目(Tポイントレディス)で、今季初優勝することができました。欲を言えば、6月ぐらいまでにもう1回勝ちたいです。そこから、さらに夏、秋と勝てれば、年間5勝という数字も見えてきます。

 プロになって、当初はわからないことが多かったのですが、年を重ねるごとにできることも増えて、どのように戦えばいいのかもわかってきました。そうした経験に加え、気持ちと体に、技術が少しずつ追いついてきているようにも思います」

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