日本と中国のマンションにはいくつかの違いがあるが、外観における大きな違いとしては、中国のマンションの窓には金属製の格子が取り付けられているという点がある。しかも、どれほど高い階層に位置している部屋であっても、その窓にはやはり金属製の格子が取り付けられている。また、中国のマンションは玄関の扉は2重の防犯扉であることが普通だ。これらは言うまでもなく、空き巣対策であり、日本と中国の治安の差を示す事例と言える。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本と中国のマンションにはいくつかの違いがあるが、外観における大きな違いとしては、中国のマンションの窓には金属製の格子が取り付けられているという点がある。しかも、どれほど高い階層に位置している部屋であっても、その窓にはやはり金属製の格子が取り付けられている。また、中国のマンションは玄関の扉は2重の防犯扉であることが普通だ。これらは言うまでもなく、空き巣対策であり、日本と中国の治安の差を示す事例と言える。

 中国メディアの網易は14日付で、日本のマンションや一戸建ての窓には金属製の格子が不要であるほど治安が良いことを紹介しつつ、日本では電車内で居眠りをする人が非常に多いと紹介。中国では電車内で居眠りをする人はあまりいないことを指摘したうえで「日本人が電車内で居眠りできるのはスリが少ないからなのか」と疑問を投げかけた。

 記事は「日本では電車に乗車するとすぐ居眠りをする人がいる」と伝えつつ、日本人は居眠りをしている時に貴重品を盗まれる心配をほとんどしていないと指摘し、また泥酔した人にいたっては、自分の持ち物を傍らに放り出して居眠りすることがあると説明した。

 さらに、日本国内に数多く存在している自動販売機についても、「破壊されたり、内部にあるお金や商品が盗まれることはめったいにない」と説明。また、子どもたちは親の付き添いなしで学校に登下校することができ、無人野菜販売所でも商品やお金が盗まれることはないと紹介。また、日本のスーパーマーケットでは店内に入る前に持ち物をロッカーに預ける必要がなく、そして、出口においても手荷物を検査されることはないと紹介し、日本の「スーパーマーケットは顧客を十分に信頼している」と説明。日本は治安が良いだけでなく、相互信頼があるため人びとは「毎日警戒心を持って暮らす必要はなく、他人から警戒されることもない」ことを伝えた。

 中国のスーパーマーケットでは鞄などの手荷物の持ち込みは禁じられている場合が多く、その場合は手荷物をロッカーに預けてから店内に入るのが一般的だ。また、出口ではスーパーの店員が客がレシートを持っているかどうかをチェックし、それにスタンプを押すシステムとなっていることも多い。記事が紹介した日中文化の違いを考えると、相互に信頼し合える社会は格子のついた窓から眺める風景を損なうだけでなく、その社会に暮らす人びとに多くの自由を与えてくれることがわかる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)