16日、中国初の国産大型ジェット旅客機「C919」が上海浦東国際空港の滑走路を使った高速滑走テストを行った。写真はC919。

写真拡大

2017年4月16日、中国初の国産大型ジェット旅客機「C919」が上海浦東国際空港の滑走路を使った高速滑走テストを行った。環球時報が伝えた。

記事によると、滑走テストは初フライト前の最後の「関門」とされており、高速滑走は低速滑走、中速滑走より難度が高い。民用機の場合、高速滑走は時速170キロ以上。一方、低速滑走は同55キロ以下、中速滑走は55〜170キロという。

C919の事情に詳しいある専門家は滑走テストについて「振動状態下で機体の構造が強固かどうか、各システムが正常に作動するかどうか、ブレーキ機能が条件を満たしているかどうか、ターンする能力や直線滑走を維持できる能力を備えているかどうかなどが検証される」とコメントしている。初フライトは滑走テストで予想通りの結果を得ることができ、さらにテスト中に明らかになった問題が解決された後とされており、同専門家はC919の飛行時期について「高速滑走テストはあと2、3回実施されるだろう。各機能の検証が行われると同時に、操縦士の機体への慣れも増す」と述べた上で「現在の状況から初フライトはそう遠くない」との見方を示した。(翻訳・編集/野谷)