ロシアの首都モスクワでセネガル外相と会談するセルゲイ・ラブロフ外相(2017年4月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】訪韓中のマイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領が、北朝鮮に対する「戦略的忍耐」の時代は終わったなどと語った17日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は北朝鮮への強硬姿勢を強める米政府をけん制した。

 ペンス米副大統領は韓国の黄教安(ファン・ギョアン、Hwang Kyo-Ahn)大統領代行(首相)との共同会見で、北朝鮮のミサイルおよび核兵器開発計画を阻止するためには「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と述べた。また、20年以上に及んだ北朝鮮に対する米国の「戦略的忍耐」の時代は終わったとも述べた。

 ペンス氏は「過去2週間、世界はシリア、そしてアフガニスタンで起こした行動によってわが国の新しい大統領の強さと決意を目撃した」「北朝鮮は彼(トランプ大統領)の決意や、米国の武力行使の力を試すべきではない」などと述べた。

 こうした発言を受け、ロシアのラブロフ外相はモスクワ(Moscow)での会見で「非常に危険な道筋だ」と述べた上で、「われわれは国連(UN)決議に反する北朝鮮政府の無謀な核ミサイル開発を決して容認しないが、そのために国際法に違反してよいわけではない」とけん制し、「われわれがシリアで目にしたような一方的行動が決してないことを願う」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News