16日、澎湃新聞は8日に関西空港発上海浦東空港行きのピーチ航空便が濃霧でキャンセルになったことについて、中国人の利用客から不満が出ていることを伝えた。資料写真。

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2017年4月16日、澎湃新聞は8日に関西空港発上海浦東空港行きのピーチ航空便が濃霧でキャンセルになったことについて、中国人の利用客から不満が出ていることを伝えた。

記事によると、日本時間8日午後10時20分に関西を出発予定だった浦東行きMM79便が、出発2時間前の同8時20分に上海の天候状況を理由に欠航になったという。この便に搭乗予定だった姚(ヤオ)さんは「払い戻しや宿の手配を求める声、そして不満の声で、現場は混乱状態になった」と語っている。

姚さんはまた、天気観測アプリや上海気象局の発表ではいずれも天候異常が見られなかったこと、上海にいる父親から「こっちは今、月が出ているぞ」との連絡があったことを紹介。他社便はいずれも平常運航していたこともあり、同社の決定に疑問を抱いたという。

上海の気象台は同日午前6時半に濃霧の注意報を発表していたが、約2時間後の同8時33分に解除していた。

記者が14日に同社のカスタマーセンターに話を聞いたところ、「出発2時間前の通知になってしまったことについてお詫びする。欠航の理由は上海での濃霧だ。(同便だけ欠航したことについては)他社のことはよくわからない」と回答されたという。

欠航自体のほかに、その後の対応についても不満の声が出ている。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「自分もこの便に乗る予定だった。宿を提供しろとは言わないが、水すらくれないとは。子連れや妊婦もいたというのに」と書き込まれているほか、姚さんも「天候理由でも会社側の理由でも欠航に対して補償をしないのは『覇王条項』(消費者に一方的な不利益をもたらす契約条項)だ」と語った。(翻訳・編集/川尻)