大先輩・闘莉王に刺激を受けるFW岩崎悠人、ハットトリックは「悔しい」

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 FW岩崎悠人が大先輩から強い刺を受けているようだ。今季、京都橘高校から京都サンガF.C.に加入した高卒ルーキーは、「ポジショニングや体の向きが良くなった」と早くも自身のプレーに成長を感じている。

 岩崎が「ほんまに感謝しかない」と尊敬する先輩は、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王。「『常に落ち着いてやれ』と言われていて、愛媛FC戦でも相手を見てプレーできたシーンが多かった。若手のどんなプレーも見てくれていて、悪いところは指摘してくれるし、良かったら褒めてくれる」と助言を前向きに捉え、日々努力している。闘将の厳しい言葉もまた、岩崎への期待の表れだろう。

 刺激を受けたのは言葉だけではない。15日に行われた愛媛FC戦で、闘莉王はハットトリックを達成。岩崎は「試合中に笑いましたよ(笑)」と笑顔を見せつつ、「悔しいですよ。トゥーさんだけに活躍してもらうわけにはいかないんで。前の選手がまだまだ点を取っていないので、チームのために点を取りたい」とFWとしての意地をのぞかせた。

 FIFA U−20ワールドカップまで、あと約1カ月と迫った。17日に開始したU−20日本代表候補のトレーニングキャンプに参加している岩崎は「本当に時間がない。今回の合宿も、2日間でいかにコミュニケーションを取れるかが大事」と話す。この合宿は5月上旬に予定されているメンバー発表前、最後のアピールの場ということもあり、チーム内にはいい緊張感が漂っているという。

 昨年10月のAFC U−19選手権2016で主力として初優勝に貢献した岩崎も油断はできない。明日18日に予定されているジェフユナイテッド千葉との練習試合では、「細かいところをすり合わせていくと同時に、結果にもこだわっていきたい」と存在感を示すつもりだ。

文=高尾太恵子