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パナソニックは、ICTを用いてゴルフの新たな楽しみ方を提供する競技観戦ソリューション、及び安全安心な大会運営に向けたセキュリティソリューションの実証実験を実施する。同実証実験は4月20日から4月23日に千葉カントリークラブで同社が開催する「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ2017」および「パナソニックオープンレディース2017」にて実施する。

パナソニックは、2020年に向けスポーツへの関心が高まるなか、イベント主催者には新たな観戦体験を創出・提供していくことが求められている一方、ゴルフのような広域かつ多数の観戦者が見込まれるイベントに対する安全安心対策は大きな課題となっているとしている。

今回、ゴルフ向けの実証実験として、中継映像での新たな取り組みや、会場における競技観戦の新たな楽しみ方など、観戦者一人ひとりの好みに応じたスポーツ観戦のサービスと、屋外広域イベントに対応した機動力のある警備システムの評価・検証を行う。

具体的には、競技観戦ソリューションとして、非接触バイタルセンシング、マルチ動画配信システム、競技場内モバイル動画配信システムの3施策と、セキュリティソリューションとして、仮設警備システムを提供する。

非接触バイタルセンシングとは、BS-TBSの協力により番組放送と連動し、カメラに写る選手の顔の映像から心拍数を測定し、選手の緊張状態を視聴者に届けるシステム。プレー中の選手の緊張感を可視化することで、今までにない緊迫感ある放送を実現できる。

マルチ動画配信システムは、大型タッチパネルにホールごとのリアル映像を配信するシステム。各ホールのマップと競技映像を2画面表示したり、各映像を全画面表示に切り替えたりでき、順位やスコアの情報などとあわせてインフォメーションパネルとして活用できる。

競技場内モバイル動画配信システムとは、観客のスマートフォンやタブレットに試合のリアル映像を無料配信するシステム。観客はスマートフォンアプリで4チャンネルの映像を見ることができ、広大なゴルフ場でも、ひとつの場所に居ながら複数ホールの映像を楽しめる。

仮設警備システムでは、無線通信の防犯カメラ、ウェアラブルカメラによる映像監視と、GPS位置測位を組み合わせた設備を構築する。警備員はタブレットで全てのカメラ映像を確認でき、緊急を要する事象が発生した場合などには、音声と映像による詳細な情報共有を行えるようになる。

パナソニックは今後もさまざまなスポーツシーンを盛り上げるため、スポーツイベント向けの幅広いソリューションを提案・提供していくとしている。

(瀬尾俊輔)