16日に行われたサッカーのJ1リーグ、FC東京-浦和レッズ戦で、NHKはゴールキーパー(GK)専用カメラによるJリーグ史上初の中継をBS2で行った。浦和のGK西川周作、FC東京のGK林彰洋は共に日本代表GKであり、いつもは見られないGKの動き注目された。試合は前半14分、浦和が興梠慎三のゴールを守り切って1-0で完封勝利した。

 中継では、GKが、ボールが来ないところでどのようにゲームの流れに応じたポジショニングの取り方や、味方に指示を出しているかも映し出された。ゴール前でボールを処理するばかりでなく攻撃の際にはかなり前に出てDF陣とのバランスを図り、押し上げる役割も見て取れた。走行距離やゴールラインとの距離もリアルタイムで画面に表示され、意外なほど動き回っていることも伝わった。普段見られないGK方向からフィールド内でボールが行き交う映像、シュートが自分に向かって飛んでくる迫力も感じられた。

 感想や質問も画面上に表示され、それに元日本代表GKの小島伸幸、元日本代表コーチの山本昌邦が答えていた。全国のGKにはプレイの参考になる貴重な映像を体験することになったはずだ。これからGKを目指す青少年の掘り起しにもサッカー観戦者に新たな目線を養うことにもなったと思われる。