中国に対する日本人のイメージはさまざまだ。昨今では政治的な問題などの影響でネガティブなイメージを持つ人が多いようだが、「自分は中国での生活の方が性に合っている」と思う日本人も中にはいる。中国メディア・今日頭条は16日、「どうして日本人は中国に定住するのか ある日本人の心の声」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国に対する日本人のイメージはさまざまだ。昨今では政治的な問題などの影響でネガティブなイメージを持つ人が多いようだが、「自分は中国での生活の方が性に合っている」と思う日本人も中にはいる。中国メディア・今日頭条は16日、「どうして日本人は中国に定住するのか ある日本人の心の声」とする記事を掲載した。
 
 記事は「中国では多くの人が日本での留学や就労、さらには定住を選択している。これと同様に、中国も多くの日本人にとって理想の定住の地になっているのだ」と説明。内閣府の調査で80%以上の日本人が「中国に好感を持っていない」と回答したとのデータを紹介する一方で「なおも20%近い日本人は中国に対して興味を持っており、その一部の人は中国での就学、就職、定住を選んでいるのだ」とした。

 そのうえで、中国に渡って長期間定住している実際の日本人数人のの声を取りあげ、そのなかで「中国でこれほど長く仕事をするとは思ってもみなかった」という48歳の日本人男性の話を紹介している。記事によると、10年前に日本のIT企業で働いていたこの男性は、突然過労が原因とみられる病に倒れたという。1年間自宅療養したのち会社から退職勧告を受け、友人に勧められて中国に渡ったとのことだ。

 記事は現在中国の大型通信企業で働くこの男性が、すっかり体調を回復したことを紹介するとともに「中国では人に対する優しさ、思い遣りを感じることができる。日本の職場ではそれがなかった。日本は人をロボットのように使うのだ」と語ったことを伝えている。

 日本の企業が、日本社会全体が云々ということはさておき、この男性にとっては中国の社会や、入社した中国企業の雰囲気や流儀がマッチしたということなのだろう。逆に中国社会の生活に違和感を覚え、日本や海外に移住して現地でうまくやっていく人もいる。男性にとって、人生の転機となった友人のアドバイスは、なにものにも代えがたい貴重なものとなったようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)