彼に嫌われたくないからと不満や怒りを伝えられない人や、つい感情的なってしまうという人もいるのではないでしょうか。少しのことでプンスカ怒るのも考えものですが、不満を溜め込んでいるのは二人にとってよくないこと。

そこで今回『SIGN』では、彼に自分の思いを伝えるための『上手な怒りかた講座』を開催!  第1回は、彼があなたの元を去ってしまう怒り方についてご紹介します。

 

感情に任せると伝わらない! 彼が去ってしまうNGな怒り方とは?




彼に自分の思いが伝わらなかったとき、「どうしてわかってくれないの!」と思ったことはありませんか?
もしかすると、“伝わらない怒り方”をしているかも……。

 ・怒りの感情を彼にぶつけていませんか?

「なんでそんなことするのよ!」なんて怒りの感情をストレートに伝えてしまっている人は、典型的な怒り方NG例です。感情的になってしまうと、彼に「わがままを言いたいだけ」や「イライラしているだけ」と受け取られたり、「落ち着くまで放っておこう」などまともに取り合ってもらえないことも。

これでは、ただ険悪なムードになっただけで、あなたの気持ちも言いたいことも、あなたが何に対して怒っているかも彼に伝わらないまま。しばらくすればまた同じようなことで彼に怒ってしまうことは目に見えていますよね。

・無視をする、口をきかないなど、子供じみた行為は彼の気持ちが冷めるだけ

彼と喧嘩したり不満があるとき、彼からの電話に出なかったり、まるで彼がその場にいないかのように完全無視を決め込んだりする人もいます。

たしかに、怒りのあまり上手く言葉が出てこないこともありますが、一方的に極端な態度をとることは大人としてとても身勝手。たとえ彼に非があったとしても、気持ちを伝えたいのであればまず話し合う姿勢をとることが前提です。

 

3ステップで確実に気持ちが伝わる! 彼が去らない怒り方とは




STEP:1 気持ちを整理する>

自分が今何に怒っているのか、まずはその原因を明確にしましょう。強い怒りを感じてはいるけど、実際のところなぜこんなに怒っているのかはっきりと理解できていない……ということもあるのです。

彼に怒りをぶつける前に、自分が今何に対して怒っているのか、どういう部分にストレスを感じているのかを、できるだけ具体的に考えてみましょう。気持ちを整理することで、感情的になるのを抑えることもできます。

 STEP:2 TPOをわきまえる>

Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)。本来は服装やマナーに対する言葉ですが、人間関係や恋愛でも重要なことです。

不満や怒りを感じたとき、勢いのまますぐに怒りを伝えるのはよくありません。たとえば、彼が仕事終わりでヘトヘトに疲れているときや悩みがあってイライラしているときに一方的に怒りをぶつけても、彼をただ逆上させてしまうだけ。それどころか、大きな喧嘩に発展して取り返しのつかない状態になってしまうかも。

落ち着いて話せる場所、彼が不機嫌ではないとき、または自分の気持ちが落ち着くまで2、3日待ってからなど、不満を伝えるベストなタイミングを探しましょう。STEP:3 必ず要望を伝えて>「〇〇が嫌だ!」「〇〇に不満がある!」と怒りの理由を伝えるだけでは、あなたが何に対して怒っているのかということは伝わっても、今後どうすればいいのかという発展的な話にはつながりません。あなたが抱えている怒りや不満に対し、今後彼にどうして欲しいかというところまでを伝えるよう心がけて。 男は総じて“面倒臭い”ことが苦手。ただ怒りの態度を示しているだけでは、やがてあなたのそんな態度に嫌気がさしてしまうかも。彼があなたの元を去ってしまわないよう、怒りや不満を上手に伝えるよう努力してみてくださいね。