選挙ポスター。左から文在寅氏、洪準杓氏、安哲秀氏、劉承ミン氏、沈相ジョン氏(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領=収賄容疑などで逮捕=の罷免に伴う大統領選(5月9日投開票)は17日、選挙運動期間に入った。世論調査の支持率でトップを争う進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表をはじめ、朴政権の与党だった保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)氏、革新系の少数党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏ら15人の候補が、投票日前日までの22日間、選挙戦を繰り広げる。

 15日の立候補届け出前後に実施された複数の世論調査の結果をみると、文氏と安氏の対決を軸に、保守系候補が追う構図となっている。各候補は選挙期間中に全国を巡り、支持を訴える。
 文氏は選挙戦初日の17日午前、保守勢力の地盤である大邱に向かう。「敵陣」に飛び込み、地域や世代間の対立を解消する「統合大統領」のイメージをアピールする戦略だ。同じころ、共に民主党の執行部は野党の拠点である光州で選挙運動を展開する。続いて文氏と党執行部はキャスティングボートを握る大田で合流し、選挙対策委員会の発足式と遊説を行う。夕方にはソウルの中心部、光化門前に党が結集し遊説に注力する。18日は済州、全羅北道・全州と光州を回る。
 安氏は国民の安全を守るという姿勢を打ち出すため、17日午前0時に仁川港の海上交通管制センターを訪れた。朝の出勤時間にはソウル・中心部の光化門広場で市民にあいさつした。その後、2日間の日程で全州と光州、大田、大邱と全国を回り票の取り込みに努める。国民の党の選挙対策委員長2人はそれぞれ釜山・蔚山・慶尚道エリアと全羅道で安氏の支持を呼びかける。
 「堂々とした庶民大統領」をスローガンに掲げる洪氏は、ソウル、忠清南道・牙山、大田、大邱を訪れ、各地の市場などで地域活性化への取り組みに意欲を示す。特に大邱では遊説と同エリアの非常選挙対策会議開催を通じ、保守系地盤での票固めを目指す。
 劉氏は午前0時にソウル総合防災センターを、沈氏は同時刻にソウルの地下鉄を運営するソウルメトロの施設を訪れ、選挙戦をスタートさせた。
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