仏パリのモンマルトル地区の街角に掲示された大統領選のポスター(2017年4月9日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス大統領選は23日の投票まで1週間を切った。極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首と中道系独立候補のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相が首位を争うが、ここへきて極左候補が猛追するなど混戦模様が強まっている。世論調査の上位4候補は16日、態度を決めかねている有権者を引き付けようと最後の訴えを続けた。

 今回の大統領選は過去数十年で最も予想が難しい大接戦となっている。23日の第1回投票で11候補のうち過半数の票を得た候補がいない場合、上位2候補が来月7日の決選投票に駒を進める。

 ルペン氏と、終盤になって急浮上した極左のジャンリュック・メランション(Jean-Luc Melenchon)氏という欧州連合(EU)懐疑派の2候補が決選投票に進む可能性もあるため、EUや国際社会が選挙の行方を注視している。

 今回の選挙戦ではスキャンダルが目立ち、政策議論は不足している。世論調査によると、現時点で誰に投票するかを決めていない有権者は3人に1人と過去最多の水準を記録している。

 世論調査の支持率ではルペン氏とマクロン氏がそれぞれ22〜24%で首位を争っている。ただ、ルペン氏の支持率は過去1週間にやや下がっている。

 両者を追うのがメランション氏と、スキャンダルの打撃から挽回を図る右派・共和党のフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元首相。トップの2人とはわずか3ポイントほどで、選挙レースはなお予断を許さない情勢だ。
【翻訳編集】AFPBB News