意外と高い大学中退率

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せっかく大学へ入ったにもかかわらず、さまざまな事情で辞めてしまう人は、あとをたちません。大学中退率が意外と高いことは、あまり知られていません。

どれくらいがやめている?

大学の中退率は実態が見えてきません。ほとんどの大学が中退率を公開していないためです。例えば文部科学省が実施したアンケート調査によれば、国公立大学と私立大学をあわせた大学の中退率は2.95%(平成26年度)です。そのうち、もっとも多い理由が経済的理由によるもので、20.4%、別の学校へ入り直す転学が15.4%、学業不振が14.5%となっています。これはほとんどの大学で同じような理由があげられるかもしれません。

大学によって開きも

2.95%は、すべての大学を総合しての数値です。大学によっては10%や20%を超える中退率を記録しているところもあります。さらに、大学中退へ至る前段階としての休学率も、文部科学省の同じ調査では2.3%を記録しています。大学は高校と違って自由が多い場所です。その分、生活リズムなどを崩しがちですので、セルフコントロールが求められる場所であるともいえるでしょう。