米調査会社オートデータによると、今年3月の米国における新車販売台数は155.6万台(前年同月比-1.6%)で、1-3月の第1四半期累計が403.3万台(前年同期比-1.5%)となっており、安定した労働市場、低金利、低いガソリン価格、高い消費者心理など、販売を後押しする環境が続く中、自動車の需要は高水準を保っています。

車型別の販売台数では、ピックアップやクロスオーバー、SUV系への需要シフトが続いており、セダン(-10.6%)やミニバン(-18.8%)の落ち込みが顕著に目立つ状況となっているのが特徴です。

トヨタ自動車(以下トヨタ)の3月の米国総販売台数は21.5万台(-2.1%)で、1-3月の第1四半期は53.3万台(-6.4%)、シェアは13.2%(-0.7ポイント)。乗用車系が9.8万台(-9.9%)と減少する一方、SUVなどのライトトラック系が11.7万台(+5.5%増)と3月の記録を更新、2ヶ月連続で前年実績を上回っています。

内訳ではセダンのカムリがモデル末期も手伝って、3月度の販売台数が3.6万台(前年同月比-3.6%)と減少、カローラ系も3万台(同-6.1%)と落ち込むなか、逆にSUV系の「RAV4」が3月の記録を更新する3.2万台(+10.3%増)、中型SUVの「ハイランダー」も1.8万台(+20.8%増)と、9か月連続で前年実績を上回っています。

レクサスブランドにおいても、SUV系の「NX」が5,619台(+24%増)と3か月ぶりにプラスに転じており、米国市場では顧客のニーズにマッチした魅力的なSUVをいかにタイムリーに投入するかが、今後の明暗を分ける状況になっていると言えそうです。

(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA、AUTODATA)

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