13日、韓国の次期大統領選で、与党・自由韓国党の候補・洪準杓氏が青年失業問題について言及し、ネットユーザーから多くの反論が寄せられた。写真はソウル。

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2017年4月13日、バラの花が咲く5月初旬に行われることから「バラの大統領選」と呼ばれている韓国の次期大統領選で、与党・自由韓国党の候補・洪準杓(ホン・ジュンピョ) 氏が青年失業問題について言及し、ネットユーザーから多くの反論が寄せられた。韓国・ファイナンシャルニュースが伝えた。

洪候補は13日午後、ソウル市中区の商工会議所で開かれた特別講演会で「若者たちはお金がないから不幸なのではなく、夢がないから不幸なのだ」として夢を持って生きることの大切さを力説、若者の間で自国を卑下する言葉として定着している「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)」の語について、「若者たちが『ヘル朝鮮』と言うのは夢がないからではないか」と述べた。また「なぜ『ハッピーコリア』という言葉がないのか。大韓民国は良い国、幸せな国だ」とし、「これだけダイナミックな国は世界のどこへ行ってもない」と主張した。

洪候補はまた、「私が大学を卒業する頃は入社願書を出せば3〜4カ所は合格し、選んで入社した」とし、「しかし今では願書を100枚出しても就職できないのが現実だ」と述べ、「昔の私たちが春窮期(しゅんきゅうき:秋に収穫した米が底をつき、新たな収穫が得られる6月末ごろまでの食糧不足が最も深刻な時期)の苦しい生活を送りながらも幸せに過ごすことができたのは、夢があったから」と付け加えた。

そして「若者や庶民が夢を見ることができるような国でなければならない」「貧しくて苦しむ人が、国の助けを受け再び立ち上がれる社会でなければならない」と訴えた。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「まずあなたがヘル朝鮮の本当の姿を理解しないと」「ヘル朝鮮の意味を知らない人間がヘル朝鮮を変えることはできない」「今の与党がヘル朝鮮をつくっておいて、何を言っているのだ?」「富める者はより富み、貧しいものはより貧しくなる社会をつくったのは誰だ?」「誰だって夢を見たいよ」「夢を持たないのは、夢に破れて絶望しないため」「毎日食べていくだけで精いっぱいなのに…」など、多くの反論が寄せられた。(翻訳・編集/三田)