今季ここまで公式戦全12試合にスタメン出場していた助っ人を失った途端、C大阪の杉本に2ゴールを許した。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ7節]C大阪 2-2 G大阪/4月16日/ヤンマー  1-0で迎えた61分、丹羽大輝がサイドラインに姿を現わし、ファビオとの交代が告げられる。守備固めの一手ではなく、G大阪にとって予想だにしなかったアクシデントだった。  空中戦・地上戦ともに抜群の安定感を見せていたリベロを失ったG大阪の最終ラインは、C大阪の猛攻に押され、杉本健勇に2ゴールを許すなど大崩れ。特に2失点目は、交代した丹羽が杉本に競り負け、豪快なヘディングシュートを決められてしまった。長谷川健太監督も、“混乱”から生まれた被弾を悔やむ。 「先制した矢先にファビオが右太もも裏に違和感を訴えて、ディフェンスラインを代えざるを得なかったのは少し想定外だった。4枚(4バック)でというよりはずっと3枚(3バック)で非常に良いバランスでやれていたので、丹羽をそのまま切りました。右サイドに持って行くか真ん中に入れるか少し悩んだんですが……。そういうなかで逆転されて苦しい展開になってしまった」  試合後、「どのプレーで違和感を覚えたのか」と問われたファビオは、「(三浦)弦太の後ろにボールが流れて、そこに入ってきた柿谷選手に詰め寄るシーン(編集部・注/55分、山村和也とのワンツーでサイドを抜け出した柿谷曜一朗を追いかけてスプリントした際)で痛めました」と傷んだ瞬間を振り返る。 「右太もも裏に違和感はあるけど、感じ的にはそこまで大きな怪我ではないのかなと。ただ、次(大宮戦)に関してはメディカルとしっかり確認してから。ここで言うのはまだ早いし、悪化させる前に対策をしないといけない。必要であれば、病院にも行くことになると思います」  自力で歩いてミックスゾーンに姿を現わしたことからも重症ではない模様。とはいえ、日本代表の今野泰幸(左足小指骨折/復帰は早くて5月上旬)、アデミウソン(右太もも右太もも内転筋肉離れ/全治2〜3週間)と主力に故障が相次ぎ、今季ここまで公式戦全12試合でスタメンを務めてきた守備の要を欠くとなれば大きな痛手になる。  21日に8節・大宮戦、25日にはACLのアデレード・ユナイテッド戦が控える“長谷川ガンバ”はこのピンチを乗り切ることができるだろうか。 取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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