【警告】神戸=岩波(76分、85分)、藤田(89分) 柏=クリスティアーノ(17分)、輪湖(30分)、大谷秀和(81分)
【退場】神戸=岩波(85分)
【MAN OF THE MATCH】大津祐樹(柏)

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[J1・7節]神戸1-2柏/4月16日(日)/ノエスタ 【チーム採点・寸評】神戸 5.5ファーストチャンスをしっかりとモノにするあたりに、好調ぶりが窺えたが、前半はプレスがはまらず低調な出来に。後半はコンパクトな陣形を保ちながらカウンターで攻撃の糸口を掴む。ただフィニッシュの精度を欠いた。 【神戸|採点・寸評】GK18 キム・スンギュ 5.552分には味方に当たってゴールに向かってきたボールをファインセーブ。試合をとおして落ち着いたセービングを見せていたものの、決定機を止めることはできなかった。 DF3 渡部博文 5.5前半はクリスティアーノと激しい競り合い、相手の攻撃を停滞させた。ただし、岩波を欠いた終盤に集中力を切らし、失点を許した。 5 岩波拓也 5渡部とともにラインを巧みに操り組織的な守備を構築していたが、何度か隙を突かれて突破を許すシーンも。なにより終盤の退場は致命的だった。 6 高橋峻希 5.5タイミングの良い攻め上がりで攻撃に厚みを加え、35分には小林のゴールをアシスト。90分を通して攻守のバランスを崩さず振る舞ったが、最後に大津のマークを外してしまった。 23 松下佳貴 6程よい距離感を保ち、伊東のドリブルを封じた。相手のストロングポイントを消した働きは大きかった。 MF7 ニウトン 5.5攻撃では確実に味方につなぎ、守備では中央で相手のカウンターに備えた。攻守において正確なポジショニングは地味ながら効いていた。ただもう少しゴール前に飛び出すような積極性が欲しかった。 14 藤田直之 6精力的に広範囲を走り回り味方をサポート。中央に陣取ったニウトンとの補完関係はまずまず評価できるが、決定的な仕事ができなかったのが残念。 29 大森晃太郎 6ドリブルとパスの使い分けが実に秀逸だった。テンポの良い攻撃を生み出し、相手の脅威となっていた。それでも得点機を演出できなかったのが惜しい。 31 中坂勇哉 5(HT OUT)序盤は積極的にドリブルでゴールに迫ったが、徐々にトーンダウン。迫力を失い前半のみでピッチを退き、リーグ戦3試合連続ゴールとはならなかった。
FW15 小林成豪 6.5(72分OUT)35分に高橋峻のクロスに合わせてゴールを奪い、ルヴァンカップから公式戦2試合連続ゴール。後半はサイドハーフに入り、役割を全うした。 19 渡邉千真 6(65分OUT)相手DFのマンマークに屈せず、確実にボールを収めて攻撃の起点に。速攻時でも遅攻時でも効いていた。 交代出場FW33 大槻周平 5.5(HT IN)後半の頭から投入されると、気迫の伝わる果敢なプレーを披露したが、チャンスを決められず。74分のヘディングを決めていれば、ヒーローになっていたかもしれないが……。 FW21 田中順也 5.5(65分IN)前線から積極的にプレッシングをかけて、ファーストディフェンダーとして機能。70分にはエリア外からフリーでシュートチャンスを得るも、枠を捉えられなかった。 MF24 三原雅俊 5(72分IN)疲れの見え始めていた小林に代わって投入される。相手に囲まれてボールを失うシーンも見受けられるなど、スムーズに試合に入れなかった。 監督ネルシーニョ 5.5前半はコンパクトなプレスがはまらなかったものの、後半はハイプレスからカウンターを機能させた。「後半だけ見れば勝っていた」と語ったが、この日は勝負強さを見せられなかった。  ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【チーム採点・寸評】柏 6前線からプレスをかけるのか、自陣に引いてブロックを作るのかがはっきりせず全体が間延び。攻守の切り替えが遅く、相手のカウンターへの対処が遅れていた。ただサイドアタックを焦れずに続け、終盤に決勝点。調子が出ないなか勝利を掴んだのはなによりの収穫だった。 【柏|採点・寸評】GK23 中村航輔 6.5クロスからの素早いシュートに反応できず失点を喫したが、後半は好パフォーマンスを見せる。度重なる相手のカウンターを防ぎ、チームに落ち着きをもたらしていた。DF4 中谷進之介 6ラインコントロールを誤り、ロングカウンターを受ける場面も少なからず見られた。しかし空中戦でも地上戦でも対人の強さをいかんなく発揮した。 5 中山雄太 6パワーとテクニックのある渡邉のマークに苦しんでいた印象。持ち上がるシーンもほとんどなく、攻守において相手の後手に回っていた。ただし最終盤のピンチを防いだのは大きかった。 13 小池龍太 6豊富な運動量で攻守に働き、鋭いクロスでチャンスを創出。28分には、針の穴を通すような鋭いパスで先制点をアシストした。 22 輪湖直樹 6帰陣が遅れ、高橋峻に攻め上がりを許す場面も見られた。一方、機を見たオーバーラップで攻撃に厚みを加えていた。 MF7 大谷秀和 6.5(85分OUT)28分に小池からのクロスにワンタッチでうまく合わせて先制点を奪った。中盤とDF間の空いたスペースを埋めたかった。 14 伊東純也 5.5(90+4分OUT)対面の松下にうまく対応され、自慢のスピードを生かせなかった。スタミナが落ちた終盤は、守備まで手が回らなかった。 17 手塚康平 6(76分OUT)中盤の底から長短織り交ぜた正確なパスでゲームメイク。サイド攻撃の起点となっていた。課題は90分走り切るスタミナだろう。 10 大津祐樹 7 MAN OF THE MATCH味方と呼吸が合わずパスが出て来ず、得意のドリブル突破は少なかった。しかし後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪取。リーグ戦約1年ぶりのゴールを決めて勝利の立役者となった。


FW9 クリスティアーノ 6渡部と岩波の執拗なマーキングに苦しみながらも、サイドに開いてボールを積極的に引き出した。ただ21分のビッグチャンスは決めたかった。 19 中川寛斗 5.5前線から献身的にプレッシングをかけて相手DFに余裕を与えなかったが、攻撃面では無難に近くの味方につなげることが多く、やや積極性に欠けた。 交代出場MF37 細貝 萌 -(76分IN)攻撃での存在感は薄かったものの、ピッチを縦横無尽に走り回り、広範囲をカバーリング。守備での貢献は小さくなかった。 MF6 小林祐介 -(85分IN)足を攣りかけていた大谷に代わって出場。最近は途中出場が続くなか、いつもどおり精力的に動き回り、相手に圧力をかけた。 FW18 ドゥドゥ -(90+4分IN)最終盤に投入される。出場時間が短く、目立った仕事はできなかった。 監督下平隆宏 6ハイプレスとリトリートの時間を明確化させたかった。ただ、攻撃的な駒が少ないなか、我慢しながら勝点3を勝ち取ったことは評価できる。 取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部) ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。