2シャドーの一角で先発した中村(10番)は、アダイウトンの同点ゴールをアシストした。写真:田中研治

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[J1リーグ7節]磐田 2-1 鳥栖/4月16日/ヤマハ

 ホームの磐田が終盤に点を取り合う激戦を制した。

 今季初めて3バックを採用した磐田は、3-4-2-1の布陣で、中村俊輔と松浦拓弥が2シャドーに入った。一方の鳥栖は4-4-2の布陣。イバルボは4試合連続のスタメンで豊田陽平と2トップを組んだ。
 
 鳥栖は4分、鎌田大地がドリブルで攻め上がるが、磐田守備陣に阻まれる。
 
 磐田は19分、ボールを受けたムサエフがドリブル、川辺駿とのパス交換でペナルティエリアへ侵入するが、鳥栖DFのブロックに遭う。21分には中村がフリーキックで狙うがボールは枠を捉えられない。
 
 その後も磐田が押しこむ展開が続く。29分には川辺が敵陣まで持ち込み川又堅碁へパスを送るが惜しくもオフサイドの判定。30分にも宮崎智彦の折り返しから中村がボレーで合わせるもゴール左へ外れる。
 
 鳥栖は前線のイバルボ、豊田にボールを供給するが、磐田守備陣の前に自由にさせてもらえない。前半はスコアレスのまま折り返す。
 
 鳥栖は後半開始から高橋義希に代え、原川力をピッチに送り込む。スタメンを外れていた原川は、2節の川崎戦以来となる途中出場となった。
 
 磐田は58分、櫻内渚が低く抑えたミドルシュートを放つもGK権田修一のセーブに遭い得点には至らない。
 
 鳥栖は61分、イバルボに代えて田川亨介を投入。イバルボは磐田ディフェンスの徹底マークに遭い、持ち味を発揮することができなかった。磐田も67分、松浦を下げ松本昌也を投入する。
 
 磐田は68分、ペナルティエリア付近でボールを受けた川又が左足を振りぬくが、惜しくも右へ外れチャンスを逃す。75分には左サイドを突破した櫻内が鋭いクロスを供給するが、中で合わせることができない。
 
 磐田は79分、川又を下げ小川航基、84分には森下俊に代えアダイウトンを投入し、1点を取りに行く。
 
 終始押し込まれていた鳥栖だったが88分、カウンターから左サイドを突破した田川がシュートを放ちコーナーキックを獲得すると、原川のコーナーキックに豊田がヘディングで合わせ、先制点を奪う。
 
 しかし磐田は89分、中村のクロスにアダイウトンが右足で合わせてゴール。失点直後に同点に追いつく。さらにアディショナルタイムに入り94分、ペナルティエリア付近からムサエフが右足を振り抜くと、ボールはゴールに突き刺さり、逆転に成功した。
 
 試合は2-1で終了。磐田は終盤に先制されるもアダイウトン、ムサエフの両助っ人のゴールで劇的な逆転勝利を収めた。一方の鳥栖は豊田のゴールを守り切ることができなかった。

【磐田 2-1 鳥栖 PHOTO】アディショナルタイムのムサエフのゴールで、磐田が劇的な逆転勝ち!