人気作家の森見登美彦の原作『夜は短し歩けよ乙女』がついに映画化!現在、全国公開中です。

監督は森見作品の『四畳半神話大系』などを手がけた、湯浅政明。キャラクター原案は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや書籍の装丁などを手がけている、イラストレーターの中村佑介。さらに声優には、星野源、花澤香菜、神谷浩史、ロバートの秋山竜次といった個性派が勢揃い。

そんな強力なスタッフ&キャストが手がけた本作は、森見作品の特徴でもある独特な語り口を再現。さらに、本作の魅力でもある、摩訶不思議な世界感をビビッドなカラーを駆使して斬新に見せてくれます。

実は、この映画、モテる女性の要素が盛りだくさんなんです!といことで今回は、この映画から素敵女子になるためのポイントを勝手に分析してみました。

原作:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊) 監督:湯浅政明 脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)キャラクター原案:中村佑介  音楽:大島ミチル 主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION (C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

ポイント1:何でもチャレンジする好奇心を持つべし

京都の大学に通う先輩(声:星野源)は、クラブの後輩である”黒髪の乙女”(声:花澤香菜)にひと目ぼれ。
なんとか彼女と仲良くなろうと「ナカメ(なるべく彼女の目にとまる)作戦」を実行! 
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々を巻き起こす珍事件に翻弄されながらも内気な先輩は乙女の心を掴むことはできるのか?
というのがストーリー。

黒髪の乙女はかなりの酒豪! (C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

注目なのは、先輩が恋をする”黒髪の乙女”。

彼女は先輩のみならず、足を運ぶところ、出会った人にすぐに気に入られる女の子。好奇心旺盛の乙女ちゃんは、気になるところがあれば、迷いなくグイグイと進んでいきます。

ひとりでお酒を飲みたいと思えば、ひとりでバーへ入る。バーで知り合った人と意気投合したら、その人達と一緒に先斗町を練り歩く。飲みの場が盛り上がっていないなと感じたら、率先して踊り出す。酒豪の大金持ちと酒飲み対決を挑まれたら、喜んで参戦する。

好奇心旺盛=我が道を行く=ワガママ女子という構図が浮かびますが、乙女ちゃんは、我が道を進みながらも、場の空気を読む力が備わっています。しかも、その気遣いがわざとらしくなく、自然体なのです。

一期一会を大切にして、とことん周囲と一緒に楽しむ。その純粋な気持ちが可愛いんですよね〜。

「出会いがないの〜。どっかにイイ男いない?」と嘆いている女子は、好奇心を持って行動すると良いことがあるかもしれませんよ。

ポイント2:とにかく素直であるべし!

そして、乙女ちゃんのスゴイところは、自分にも周りに対しても素直な点。

好奇心に突き動かされながらも、疑問に感じたら素直に「どうして?」と聞きます。そして、出会う人々の言葉を聞き、彼らの嘆きを受け入れ、悩みを分かち合います。

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

本作に登場するキャラクターは、みんなクセありの個性派揃い。錦鯉センターを営む、スケベ親父の東堂さん、京都の高利貸しで酒豪の李白さん。ひと目ぼれした人と再会するまで、パンツを履き替えないという願掛けをしている、パンツ総番長。女装が趣味の学園祭事務局長などなど。

そんな奇想天外な人たちと知り合い、彼らのために自分ができることがあれば、何でもします!と、すぐに行動に移す乙女ちゃん。素直かつ行動力もある、恐れ知らずの乙女ちゃんは可愛い&かっこいい!

ポイント3:やると決めたら、突き進むべし!

行動力のある乙女ちゃんですが、その象徴的なのが、作中に登場するゲリラ演劇。

学園祭の至るところで、突然舞台を組み立てて行なう「偏屈王」という演劇はもちろん主役がいるのですが、いろいろな事情が重なって、急遽乙女ちゃんが主役をはることになります。そんなときも乙女ちゃんは快諾。「大丈夫です、私、セリフ覚えました」と慌てず騒がず、主役をしっかりと勤め上げます。頼もしいぜ、乙女ちゃん!

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

彼女に見返りを期待するという、計算高さは一切なし。「困っているなら私がお手伝いします」の精神なんですね。その純粋さが、見ている人の心を掴むんだと思います。素直な気持ちで、他のために動ける人って愛らしいんだな〜としみじみ。

という素敵な乙女ちゃんに恋する先輩は、なかなか見る目がある!先輩は内気で好きとなかなか言うチャンスがないのですが、彼の恋の行方はどうなるのでしょうか?

本を読んだ人も、読んだことない人も、ぜひスクリーンで乙女ちゃんの素敵ポイントをしっかり見届けてくださいね。