浮気や交友関係が気になって、彼氏のスマホをのぞき見したい!! という衝動にかられたこと、女子なら一度はあるはず。
でもちょっと待って、実際これって法的にOKなのでしょうか?

『恋の六法全書』を参考に、気になるけれど、意外と知らない法律のあれこれをチェックしてみましょう♡

彼氏のスマホをのぞき見する行為は法的にOK?



彼氏のスマホをつい覗き見してしまった……。常識的にあまり良い行為ではありませんが、法律面ではどうなのか、気になるところですよね。

たとえば、他人の手紙を開けてしまった場合、それは法律的にまぎれもなく違法。
【信書開封罪】として罰せられるのだそう。

信書開封罪とは、刑法第133条:正当な理由がないのに、封をしてある信書を開けた者は、一年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する
恋の六法全書


LINEやメールを勝手に開封した場合は?
じゃあ、メールやLINEは? となると、同様の罪には問われないのだそうです。

『恋の六法全書』の著者で法律に詳しいライター・長嶺超輝さんによると、
「実際にあるとしたら“プライバシーの侵害”という理由で、彼氏とのメールのやり取りを繰り返しのぞき見て、彼女のクセとなってしまった段階で、せいぜい数万円程度の払わされるかどうか」なのだそう。つまり彼氏の捉え方次第では、たとえ少額の支払いとはいえ罪に問われてしまうケースも。

「ただ訴えたい彼氏が弁護士本人でない限り、依頼料がかかるので金銭的にも労力的にもメリットはありません」とのこと。じゃあ彼氏も訴えないだろうし、スマホは見てもOKかというと、そんな訳はありませんよね(笑)。彼氏からの信頼を一瞬にして無くす可能性は大きいです。

不安になったら彼氏に率直に聞いてみよう
またスマホを見るというのは、大抵、彼氏への信頼感が薄れているとき。もし「ひょっとして浮気してる?」と思ったらいっそ率直に聞いてみましょう。

「してないよ」と言ったら、「じゃあLINE見せてもらってもいい?」とお願いしてみる。その方がこちらもコソコソせずに済みます。もし、そこで彼氏が隠そうとするなら、浮気云々の真偽よりも彼との関係を根本から見つめ直した方がいいかも。

どこまでの束縛が許される?



彼氏が好きで好きでずっと一緒にいたい。離れているときに彼が何をしているのか気になる。誰と会って、いつ帰宅するのか全てが知りたい。
――それだけ情熱的な恋ができるってすてきなことですが、これがエスカレートすると犯罪になってしまうこともあるんです。

たとえば「やたら頻繁に電話をかけて、相手が出歩けないほどの不安な気持ちを与える」というのはは“ストーカー規制違反法の可能性(最高で懲役1年)”が。
たとえ、現在おつきあい中のカップルでも条件が満たされたら、この違反法は成立することもあるそう。

恋愛経験が少ないと不安で自分が思いもよらない行動に出てしまうこともありますが、相手の気持ちを先に考えるように心がけるのが大事です。

知らず知らずにやっている行為が実は違法かも!
ほかにも「ケータイのGPSを使って恋人の行動をおいかけたり、何時にどこにいるかを把握して待ち伏せしたりすると、同様にストーカー行為にあたります。彼氏の場所がいつでもわかるように、GPS情報を垂れ流す特殊ソフトを彼氏のスマホに内緒でインストールした場合、そのインストールを恋人が許可していない限り、“不正プログラム(不正指令電磁的記録)供用”という犯罪に問われるリスクも」あるのだそう。

逆のパターンの場合はすぐに公的機関に相談を



さすがにそこまでやってないよ! と思うかもしれませんが、自分がストーカー化してしまうのと同様で、逆のパターンにも注意を払いたいところ。
もともと気性の激しかった彼氏に別れ話をもちかけた途端、メールをしつこく送ってきたり、何度も家までおしかけたりストーカーに豹変……なんて悲しいかな、よくあるケースだったりします。

もし自分が、相手の男性から常識を超えるアプローチを受けて不安になった場合「こんなことくらいじゃ犯罪にはならないかも」と思わず、迷わずすぐに警察や周りの人に相談を。

恋愛にトラブルはつきものですが、無いにこしたことはありません。そのためにも、相手のプライバシーを侵害しない&されない人間関係を作ることから始めましょう!
(ミカマイコ)


恋の六法全書 ガールズトークは“罪"ですか? / ¥1404 /

参考文献:『恋の六法全書』(著:長嶺超輝)