ウルグアイ政府は「画期的プログラム」と自画自賛しているが…

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医療用ではなく嗜好用の大麻を薬局で売買できるようにする――2013年に大麻の栽培や流通、吸引を全面的に合法化したウルグアイ政府が販売のための最終段階に入ったと、複数の海外メディアが伝えた。

栽培から流通まで国家が管理

2017年4月7日付のAFPによると、ウルグアイ大統領府の高官が記者会見で2017年の7月第2週目には薬局での販売を解禁すると明言したという。栽培や吸引だけでなく販売までも合法化するという決定には同国内でも議論がある。

ウルグアイ大統領府の公式ウェブサイトの4月6日の発表では、大麻の販売が予定されているのは政府の承認を受けた16か所の薬局で、今後30か所がさらに増える。販売される大麻は、ウルグアイ国内で認可された生産者が栽培したものだという。販売価格は1グラム1.3ドルを予定し、1日の購入上限は10グラム、1か月の上限は40グラムとなっている。

購入できるのはウルグアイ政府に登録した18歳以上の同国国民もしくは永住者のみで、外国人観光客などは購入できない。購入履歴や使用履歴は追跡・記録される。同国大統領府は「このプログラムによって密輸麻薬や密売市場を抑制し、中毒者もコントロール下における」としているが、英インデペンデント紙は管理が行き届かず流出するのではないかという周辺国のコメントを紹介している。