北朝鮮は15日、故金日成主席の生誕105年(太陽節)に合わせて平壌で行った軍事パレード(GettyImages)

写真拡大

 北朝鮮は15日、故金日成主席の生誕105年(太陽節)に合わせて平壌で行った軍事パレードでは、米国をけん制するために新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるミサイルなど様々な種類のミサイルを登場させた。しかし、米専門家はミサイルは模型である可能性を指摘した。

 金正恩労働党委員長が出席した同パレードでは、朝鮮人民軍の戦車、装甲車、ロケット発射台のほかに、中距離弾道ミサイル「ムスダン」、大陸間弾道ミサイル(ICBM)のKN-08とKN-14、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の「北極星1号」などの戦略兵器が続々と動員された。

 米武器専門家のマークス・シラー(Markus Schiller)氏はCNN放送に対して、パレードで登場したミサイルはほとんど見せかけの模型だと指摘した。「本物のミサイルを展示しようとする国などどこにもいない」「万が一何かが起きれば、『親愛なる指導者』を巻き込んで爆発する危険性があるからだ」とした。

 シラー氏が2012年に発表した北朝鮮軍事パレード分析論文では、北朝鮮のICBMの写真を詳細に分析した結果、設計上の欠陥が多数みられ、「実戦的脅威よりも、見せるためのものだ」と示した。

 米ABCニュースによると、米軍事専門家は、同パレードで登場したICBMのKN-08とKN-14について、北朝鮮はまだ実験を行ったことがないため、パレードで目にしたミサイルは模型である可能性が高いと指摘した。

(翻訳編集・張哲)