4回の化学治療と32回の放射線治療を受け、上咽頭がんに打ち勝った21歳の女の子・朱泳珊さんがつづった闘病記が話題になっている。

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4回の化学治療と32回の放射線治療を受け、上咽頭がんに打ち勝った21歳の女の子・朱泳珊さんがつづった闘病記が話題になっている。中山日報が4月14日付で伝えた。

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『私のがんと戦う日記』は朱さんが上咽頭がんの治療中に描いた漫画だ。この漫画は白黒の鉛筆画として描かれ、全部で33枚からなる。漫画の一枚一枚に短い説明をつけ、病気の発症から治療、回復まで全ての過程を記録した。

朱さんは中山技術専門学校デザイン学部の2016年の卒業生。腰まで届くほどの長髪で、一人で静かに歌を聞きながら絵を描くのが趣味だ。2015年の後半、身体の各部位が痛くなり始め、9月のある日、急に鼻血が出た際に病院で診察を受けてみたところ、上咽頭がんと診断された。

がんの事実を受け止めた朱さんは医者の治療に積極的に協力し始めた。何度も行った化学治療と副作用がもたらす辛さを緩和し、病魔に打ち勝つ自信を強めるために、1回目の放射線治療の終了後、漫画で治療の全過程を記録しようと決意した。

「自分の経験を記録したいんです。日記完成の日が病気完治の日になりますように」と、それから毎回の治療後、体調が良い時に絵を描いて、生きる勇気を取り戻した。「どうすればいいのか迷ったとき、この漫画日記が私の大きな支えになってくれました。今振り返ってみると、笑顔ですべてを受け止めることができたと思います」と彼女は言った。

朱さんは自分の漫画を『私のがんと戦う日記』と名づけた。作品は白黒の鉛筆画。モノクロのタッチからは、苦しみや戸惑い、楽しさや努力など主人公の気持ちの変化を感じることができる。

「三日間寝れないこともあるんです。そんなときはせめて気持ちを落ち着かせて、綺麗なことを想像を得ない」彼女はこう書いている。

4回の化学治療と32回の放射線治療後、彼女はやっと回復した。去年の6月、退院にあたって、漫画日記も完成した。彼女は「弱みを見せない強い心と家族や友人の愛があれば、何にでも打ち勝つことができると信じています」と語った。

現在、彼女は家で静養中で、毎日絵を描いて過ごしている。時には自分の作品をSNSで掲載したり、イラストのアルバイトをしたりしている。朱さんは将来、イラストレーターになり、絵画を通して、自らの経験や世界の美しさを伝えようと考えている。(提供/環球網・編集/インナ)