ゲットダウン

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アカデミー賞作品コンビ、バズ・ラーマン監督×キャサリン・マーティンによる初のドラマシリーズ『ゲットダウン』。先週4月7日(金)より待望のPart2(第7〜11話)がNetflixにて配信中だが、この度、プロダクションデザインと衣装デザインを担当し、製作総指揮も兼任したマーティンが本作への特別な思いを懐述した。

『ゲットダウン』はPart1の配信開始と同時にそのクオリティの高さと斬新な映像美で、映画・ドラマファン、ヒップホップやラップのファンはもちろん、幅広い音楽やファッション、ダンスカルチャーの世界でも注目され新しいミュージックドラマの誕生として大きな話題となった。

『華麗なるギャツビー』や『ムーラン・ルージュ』などでのアカデミー賞受賞歴のあるマーティンは、「今回の企画が新鮮なのは、自分が生きていた時代を舞台にした初めての時代劇ということね。1977年のタイムズスクエアを、10歳の時に見てその美しさに圧倒された」と懐述する。「ブロンクスを舞台にするにあたり、当時のことをよく知る人にいろいろと話を聞いたわ。当時のブロンクスをまるでスラムやドラッグディーラーの巣窟のように描くのは簡単だけど、それは事実じゃない。生活が厳しかったのは事実だけれど、当時のストリート写真をみると、楽しそうな風景が映っている。子どもらしい遊びで満ちていて、当時は携帯電話なんてなかったけれど、コミュニティがしっかりしているから、悪いことをすればすぐに親に伝わる。つまり、人々のタフさや、よりよい生活にしようというコミットメントを反映した美術にしたいと思っていた」と本作への意気込みを明かした。

ビビッドな色彩とスピード感のあるカメラワークで知られるラーマン監督が描くのは、70年代のNYカルチャー。当時をリアルに表現しつつも、現代に受け入れられるようにアレンジされたこだわりの音楽、ダンス、ファッションが本作の大きな目玉。なかでも、ヒップホップ・ファションは、ラーマン監督とマーティン、コスチュームデザイナーのジュリアナ・サン・ファンのコラボレーションで作り出された。70年代のスニーカーや、ジーンズも各メーカーの協力下、復刻されている。衣装について、華やかなディスコシーンに憧れを抱くマイリーンを演じるヘリゼン・グアルディオラは「マイリーンはとても保守的で健全な女の子。育ちのせいね。でも"自分はこうなりたいんだ"というしっかりした夢があり、自由で反抗的な一面もある。彼女の成長は着ているものや音楽で表現されるの。スカートがどんどん短くなって、首から胸元にかけての肌の露出が多くなってくる。さなぎが蝶になるようなものよ。すごくクールだわ」と衣装が自身のキャラクターの成長を表現していることを明かした。

後編では、貧しく波乱に満ちたNYサウスブロンクスから生まれたヒップホップチーム"ゲット・ダウン・ブラザーズ"による新たなムーブメントはもちろん、主人公エゼキエル"ブックス"(ジャスティス・スミス)とヒロインのマイリーン(ヘリゼン)のラブロマンスにも大きなドラマが巻き起こる。衣装や、美術が果たす役割にも注目だ。 

『ゲットダウン』パート2はNetflixにて配信中!(海外ドラマNAVI)