GoogleはAndroidおよびモバイルアプリの画像検索結果の一部に「スタイルのアイデア」という新機能を導入しました。画像検索で表示された画像をタップすると、その画像のファッションもしくはよく似たものを実際に身につけている人たちの写真が表示されます。これによって、ユーザーは服やアイテムを着こなすコーディネートの参考にできます。「似ている商品」も今月の11日に導入されたばかりの新機能です。画像検索の結果から気になる画像をタップすると、類似した商品が通販サイトにリンクされる形で表示され、すぐに購入できるというぐあい。これには機械学習による画像分析技術が使われており、分析の部分に限って言えば、下手くそな手書きペイント絵をプロがドローツールを使って描いたものに差し替える「AutoDraw」と近い原理と言えそうです。

「スタイルのアイデア」は、検索語句に特徴が合致するアイテムを身に着けた人たちの写真を一覧表示するサービスです。「スニーカー」や「ハンドバッグ」、「ウェデイングドレス」など服や持ち物、靴まで幅広くカバーされています。

とくれば、どこまでがGoogleが認める「スタイル」なのか、調べてみたくなるのが人情というもの。「サングラス」や「スタジャン」といった海外でもありふれたものは当然のように表示されましたが、「パンタロン」「シルクハット」など境界線上にありそうな服飾品もモノによっては通ります。純和風では「羽織」はOK、「下駄」も通った......かと思いきや、なぜか「似ている商品」に帽子、「スタイルのアイデア」にギターを持った美女が登場し、機械学習の限界を確認できます。

服やアイテム単品ではなく「身に着けた人」を見ることで他の服との組み合わせ、トータルコーディネートを考えられるのが「スタイルのアイデア」のメリットでしょう。「指ぬきグローブ」など特定クラスタの人たちの趣味もカバーされる日が来ることを心待ちにしたいものです。