桐山漣、「コードネームミラージュ」で見せる日本ドラマ初の格闘スタイルに自信

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 テレビ東京深夜ドラマで、全25話の大型企画がスタートしました。「サクラ大戦シリーズ」「魔神英雄伝ワタルシリーズ」で知られる広井王子さんが原作を務めるハードボイルドアクション「コードネームミラージュ」です。

「K13」と呼ばれる特殊部隊のトップエージェントのミラージュ(森山真一)役で主演を務めているのは、桐山漣さん。新たなヒーロー像を打ち出している彼に話を聞きました。

◆これまでになかったアクションドラマ

――全25話の大型企画の主演です。

桐山:すごく大きな“任務”が来たなと思いましたね。主人公のミラージュは謎めいたキャラクターで、そこが見どころでもあるのですが、僕自身はミラージュを理解している必要があるので、監督やプロデューサーと話し合いながら準備を進めていきました。それから並外れた身体能力の持ち主という設定なので、アクションには本当に力を入れないと、と気合が入りましたね。

――メガネにスーツの出で立ちですが、立ち方などの見え方にはどう気を付けられていますか?

桐山:体幹がぶれない戦い方をするようにしています。あとは無駄のない動き。ミラージュは殺しのプロなので、そこら辺にあるものを使ってでも殺しをします。銃を奪われても相手の武器を奪ったり。ミラージュのファイトスタイルは発想もスマートなので、そういう点も気を配って演じています。

――具体的にはどんなアクション練習をされたのですか?

桐山:約1カ月間、ほぼ毎日、ボディアクションやガンアクションを一から叩き込んでもらいました。近接格闘術と呼ばれるもので、これまでの日本のアクションドラマにはなかったファイトスタイルになっています。斬新な印象を持ってもらえるんじゃないかな。反響がとても楽しみです。

◆AI車との会話はやっぱり寂しい

――現場の雰囲気を教えてください。

桐山:ミラージュにはほとんどセリフがないんです。カメラの前で話さない分、カメラの外では僕がガシャガシャよくしゃべっています(笑)。

――共演者との方とのシーンは。

桐山:ほとんどないんですよ。みんなひとりで登場するので。僕はまだ外で行動している分だけ、武田(真治)さんと対峙したりとか、駿河(太郎)さんや要(潤)さんと一緒のシーンも増えてきていますが。これまでロビンというAI車とだけ話してきたので、やっと人と話せる、一緒にお芝居ができる環境になってきて喜んでいます。

――ロビンのようなAIとのやりとりは、男の人の憧れでは?

桐山:でも寂しいですよ、車と話すのは(苦笑)。今度、話してみてください。本当に寂しいですよ(笑)。

――桐山さんが役と離れて、ハイテク機器やガジェットを使えるとしたら、どんなことをしたいですか?

桐山:えー、なんだろう。いろいろ企んでしまいますね。透明人間になれるガジェットとかかな。そんなこと言ったら、やらしいことしか浮かばないか(笑)。すみません、書けることを言わないと。人の意外な秘密を覗けるメガネとか。普段すごくクールにしている人が、意外なアイドルの大ファンだとか。ちょっといじれる程度の秘密が覗けると楽しいかもしれませんね。

◆デビュー10年を越えて

――俳優としてデビューされて、10年を越えて活躍されています。さらなる飛躍のために思っていることはありますか?

桐山:僕はそういうことをあまり表で語らずに行きたいんですが……。口ではなく行動で示していきたいので。でも聞かれてしまったから、そうだなぁ(笑)。この業界のお仕事って、出会いだったり、人と人とのつながりが作品を生んでいくと思うんです。だから自分自身の人間力を高めていくことも大事だと思います。どこかで見て評価してくれている人というのは絶対にいるので。

 とにかく、いい作品を作るために、作り手のみんなで一緒になって意思疎通しながらやっていきたい。コミュニケーションというのはとても大事だと思うし、自分がその先に行きたいからとか、売れたいからとかじゃなくて、自分に任せられたことを、「コードネームミラージュ」では主演という立場ですが、きちんと責任感を持ちながら、みなさんといい空気のもとで、いい作品を作るためにやっていけたらと思っています。どの現場でも。

<TEXT&PHOTO/望月ふみ>
「コードネームミラージュ」は深夜1:23よりテレビ東京にて放送中
(C) 2017広井王子/「コードネームミラージュ」製作委員会