各党の大統領選挙候補者ら。手前が文在寅氏、左端が安哲秀氏=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)前大統領=収賄容疑などで逮捕=の罷免に伴い5月9日に実施される韓国大統領選が15日、告示され、候補者登録が始まった。世論調査の支持率でトップを争う進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表のほか、各党の公認候補も登録を済ませた。候補者登録は16日までで、17日から3週間にわたる選挙戦がスタートする。

 共に民主党、国民の党の以外の党の候補は、与党セヌリ党だった保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)氏、革新系の少数党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏。
 これまで保守系と革新系の候補が争ってきた大統領選だが、保守系の中心にいた朴前大統領が親友の国政介入事件で罷免されたことから2期・約10年続いた保守から政権交代する可能性が高い。
 世論調査会社の韓国ギャラップが14日発表した大統領選有力候補の支持率調査結果によると、文在寅氏が40%でトップ。安哲秀氏が37%で、文氏を猛追している。洪準杓氏は7%、劉承ミン氏と沈相ジョン(シム・サンジョン)氏はいずれも3%だった。
 対北朝鮮政策を含む安全保障問題や米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を巡る対中関係、格差の問題、財閥改革などが大統領選の争点になりそうだ。
 これまでの選挙では有力候補の出馬取りやめや候補者一本化などが勝敗を大きく左右しており、今回も投開票日直前まで目を離せない。
sarangni@yna.co.kr