人民日報系の海外情報ニュースサイト「海外網」は14日、韓国大統領選の立候補予定者のうち有力とみられる2人がいずれも、北朝鮮問題においてトランプ米大統領の一方的な攻撃は認めないとの考えを示したと伝えた。

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中国共産党機関紙・人民日報系の海外情報ニュースサイト「海外網」は14日、韓国で5月9日投票の日程が組まれた大統領選の立候補予定者のうち有力とみられる2人がいずれも、北朝鮮問題においてトランプ米大統領の一方的な攻撃は認めないとの考えを示したと伝えた。

13日に行われた主要立候補予定者5人による討論会での発言。「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)氏は、米国のペンシルベニア大学ウォートン・スクールへの留学経験を踏まえ「トランプ大統領はウォートンのスクールメートだ。絶対に開戦してはならないとの電報を送る」と述べた。ただし、安候補は「北朝鮮が挑発行為をやめるよう声明を出す。軍事的な対応態勢を強化する」と付け加えた。

安氏は最近になり韓国メディアが実施した調査で、主要立候補予定者5人のなかで最も注目されていた「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏の支持率32.7%を上回る、支持率36.8%を記録している。

記事によると文氏もトランプ米大統領の北朝鮮攻撃について警戒を示し、「韓国の同意なしの一方的先制攻撃は認められないと明確に要求する」と発言。さらに「さまざまなパイプを通じて北朝鮮に対し、先制攻撃の口実になるような挑発をただちにやめるよう要求する」との考えを示したという。

13日の討論会には「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、「正しい政党」劉承●(ユ・スンミン、●は日へんに「文」)氏、正義党の沈相●(シム・サンジョン、●は女へんに「丁」)氏も参加したが、いずれも支持率は10%に達しておらず、大統領選は安哲秀氏と文在寅氏の一騎打ちになる公算が高い。(翻訳・編集/入越)