北朝鮮の朝鮮法律家委員会の代弁人(スポークスマン)は14日、「シリアに対する米国の軍事攻撃は明白な侵略行為、戦争犯罪行為として国際法によって処罰を受けなければならない」とする談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

談話は、米国がシリアにミサイル攻撃を加えたことに対して、「これは、侵略の定義に関する国連総会の決議と戦争放棄に関するパリ条約、ニュルンベルク国際軍事裁判所が規定した侵略行為、戦争犯罪に該当する行為として絶対に容認されない」と指摘。

また、「米国は国際法を無視して侵略と戦争を国家政策の手段に悪用しており、自国の気にさわる国の自主権を無残に蹂躙してミサイル攻撃を加えている」と非難した。

さらに、「国際社会はシリアに対する米国の今回の武装攻撃行為を絶対に黙過せず、平和の撹乱者、破壊者である米国に当然な審判を下すべきである」と強調した。