”ゲスの極み乙女。川谷絵音が活動再開へ ネットでバッシングが再燃

 ゲスの極み乙女の活動再開に際して、こんな見出しの記事を見かけた。以下のような内容だ。

 ベッキーやほのかりんとのスキャンダルで脚光を浴びてしまったゲスの極み乙女。及びindigo la Endの川谷絵音のSNSが、またまた炎上している。

 川谷のSNSや、ゲスの極み乙女。のYouTubeチャンネルのコメント欄には、「これが自粛? 笑っちゃうわ」「不快だからテレビには出るな」「インディーズでやってくれよ」「大手に移籍して、調子に乗るんだろうな〜」「引っ込め、毒きのこ!」といった書き込みが相次いでいる。

 はい。

 思ったんですけどこれ、言ってるのって外野も外野、元々はゲスの極み乙女。を好きでも嫌いでもなかった本当にアウトサイダーな人たちなんじゃないでしょうか。あと「引っ込め、毒きのこ!」こいつの語彙力のなさ。

 ”ゲスの極み乙女。の復活に「ノンスタイルは許すけどお前はダメ」と批判殺到”

「ノンスタイルは許すけどお前はダメ」

 視点がマジでゼウス。誰なんだコイツは一体…

 こんな時に役に立つのが

「”炎上って言ってるヤツ自身がいつも燃えてるだけ”の法則」

 でございます。今日はこの法則を通じて、ゲスの極み乙女。を取り巻く周囲の状況を解説させていただければと存じます。

 それでは本題へレッツゴー。

ゲスの極み乙女。に怒っているのは誰か

 手前味噌ではございますが、わたくしの方でグラフを用意させて頂きましたので、グラフ(1)をまずご覧ください。

 これが現在ゲスの極み乙女を取り巻く環境。これに、実際に怒っている人を怒りの赤色で色付けしてみると

 ドン

 

 こう。

 概ねこんな感じだと学会の方では言われている。一つ一つ紐解いてゆく。

 まずゲスの極み乙女。本人たち。

 本人だからもちろん怒ってはいない。メンバーの心境を考えると複雑だが、元凶の川谷氏はバンドのフロントマンでありソングライティングの全てを執り行っているということで、彼がいなければバンド自体が元々成立しておらずフルスイングで罵倒もできない、といったところだと思われる。

 逆にもしも休日課長がベッキーと下半身の有給休暇カマしてCM全降板なんていう大事件ブチ上げてたら、川谷氏の方から「ヒゲてめえバンドの方も卒論書くか?」ぐらいの激怒を買っていたこと間違いなし、絶対クビになっている。

 次に事務所や関係会社などの方々。

 当然怒りますよね。実害を被っているわけですから。怒ることに権利もクソもありませんが、もし怒る権利があるとしたら関係者と元妻そのほか親族各位まででしょう。

 その次がガチ恋のひとたち。

 ファンの間で怒っている人がいたとしたらこの人たち。赤ではなくピンク色となっているのは時間がたてば結局のところ

「でも絵音を支えられるのはあたししかいないから…」

 とファンに戻るから。喋ったこともない相手に本気で恋に落ちる人間なんていうのはほとんど病名がつく一歩手前みたいな状態なのでこのぐらい統合が失調していても全く不思議ではない。

 元カノも同じ。全員が全員「自分が絵音の一番の理解者だから…」と本気で思っている。女は全員そう。ていうか人間は全員そう。俺も今まで付き合ってきた元カノは全員俺の事が未だに忘れられないものだと本気で思っている。たとえLINEをブロックされていても本気で思っている。悪いか。

 それ以外のファンはというと全員困惑している状態。なんか曲かっこいい〜と思って聴いてたら急にワイドショーでメチャクチャ罵倒されはじめて何がなんだかよくわかっていない。そんなことより早く新しい曲出してほしい。動いてるいこか様を早く見せてくれれば誰を抱いててもべつにいい。新アルバム達磨林檎、5月10日発売だそうです。やったね。

 さて、ゲスの極み乙女。と関係のある人間は概ねここまででしょう。そして以下が本題。

 グラフ(1)の”ゲスの極み乙女。を見かけたことがある人”を細分化すると(2)のようになる。

 そのうち大半を占めるのが「テレビで見かけるとムカつく」という人と「マジで興味がない」という人。

 テレビで見かけるとムカつくという心理はなんとなく理解できる。別になんの恨みもないけれど高橋みなみをテレビで見かけると何かムカつくもん俺も。なんかほうれい線がムカつく。理不尽だけれど人間の感情にそもそも理屈なんてものはない以上仕方がない。自分のあんまり好きじゃないタイプの人間が目立ったり楽しそうだったりすると何かムカつくのだ。

 さておき問題なのが赤色部分

「ネットでいつも怒っている人」

 これ。こいつら。2010年初頭に急に普及した”炎上”という言葉を支えるのはまさにこの層。

 YouTubeのコメント欄しかり、Twitterのリプライ欄しかり、事務所に殺到する電話しかり、炎上という炎上は全部この人たちが支えている。炎上というのは、この常に怒りで燃え盛っている人たちの集合現象でしかないのだ。

 

怒っている人、全員ゲスの極み乙女。の元々の支持者じゃない説

 説というか、実際にそうなんですけれど、この怒っている人たちの足取りを追うとほぼ間違いなく別の何かにも怒っている。安倍政権とか、はじめしゃちょーとか、アニメの実写化とか。あと何故かみんなワロタbotみたいなやつフォローしてるし句読点の位置がヘン。あとめっちゃパチンコで負けてる。

 ”バカッター速報”みたいに常にシクジってる人を探す文化が存在するように、彼らにとって批判することは防衛手段ではなく、もはや娯楽の一環のよう。叩けるから叩く。

「奥さんがかわいそうだ!」
「ファンを裏切るな!」
「ベッキーに謝れ!」

 と声を上げているものの、本当に元奥さんやファンに同情したりするような心優しい人間はそもそも、そんなに安易に会ったこともない有名人を糾弾しない。「〜〜がかわいそうだ」という理由で人を批判する人間は全員前世が虫だと相場が決まっている。まだ人間一回目のビギナー。炎上の素はそんな彼ら。

「ベッキーに謝れ!」って言ってるヤツがベッキーサイドに「死ね!」って言ってたの見た時はなんだかもう感心してしまった。一体どこへ向かっているんだ。

 この人たちはゲスの極み乙女。なんてもともとはどうでも良いのだけれど、ワイドショーは悪人をつくって盛り上げるのが仕事なので彼らを担いで「ゲスの極み乙女。人気低迷」と喧伝する。「文春砲」って言葉なんかイヤだよね。

 我々こそが正義の代弁者だ!みたいなドヤり散らし方が寒くて俺はすごく嫌いだ。訴えられないだけでやり口は違法行為だし、法律という最低限のルールからはみ出している時点でヤクザと何ら変わらない。というか、法罰を覚悟している分ヤクザの方が幾分マシだ。

 

放っといてあげてほしい

 法的にも処分は受けて、必要以上の社会制裁も受けたのだからもうそっとしておいてあげてほしい。

「かわいい女の子と寝たぞアイツ!しかも未成年ときた!反省はないのか!」

 と腹の立つ気持ちもわからなくはないけれど、深呼吸して冷静になって考えたらあなたと一切かかわりがないことだということくらいすぐわかるはずだ。悪をくじいて善を助けたいならもっと悪いやつはいくらでもいるし、まともなやり方もあるはずだ。世の中のバンドマンはもっともっともっとデタラメな性事情をしている。

 ゲスの極み乙女。側だって無傷で活動再開というわけにはいかない。これだけ世間にネガティブイメージがついた以上、テレビで活躍するようなメジャーバンドとしての再起は難しいだろう。

 紅白に出たりMステに出たりするようなバンドって、本来音楽にあんまり興味のない「とりあえず有名なモノに手を出してみる」というお客さんによって支えられるもの。グラフ(1)で言えば”ゲスの極み乙女。を見かけたことがある人”より外側の人たちだ。

 そういうお客さんは主にテレビなどの大手メディアからしか獲得が出来ない。そうなるといくら事務所が強くたって既存のファンや音楽のライブをお金払って見に行くような”音楽が好き”という枠組みの人々からしか支持の得ようがない。

 良くも悪くも今後は本当に彼らの実力頼りになるはずだ。なので、放っておいてあげてください。

 それでは。

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