14日、中国メディアの観察者網は全国農業協同組合連合会が中国でコメの小売りに参入すると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はコメ。

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2017年4月14日、中国メディアの観察者網は日本メディアの報道を引用し、全国農業協同組合連合会(JA全農)が中国でコメの小売りに参入すると伝えた。

記事によると、これまでコメの輸出ルートは現地の流通業者が幾重にも手数料を上乗せするため、店頭価格が高くなっており、日本のコメ輸出に影響を与えていた。そのため全農は、2017年度中に都市部で精米やおにぎりを扱う1号店を開き、多店舗化する計画で、直接小売りすることで流通コストを抑え、中国での販売価格を下げて輸出拡大を図る狙いだ。

全農によると、中国のコメ消費量は日本の20倍であり、年間500万トンをタイやベトナムなどから輸入しているが、日本からの輸入は昨年375トン(約1億6000万円分)にすぎなかったという。これは、日本米に対する検査が厳格であるだけではなく、中国での販売価格が高すぎて富裕層しか手が届かないためだという。

日本貿易振興機構が昨春、上海のコメの店頭価格を調べたところ、現地米は1キロ当たり126〜607円なのに対し、日本米は1779円だった。これは、中間業者が多すぎるゆえだという。記事は、日本では1キロ当たり400円ほどで、日本人の収入からすると非常に安いと伝えた。

このニュースに対し、中国のネットユーザーからは「放射能汚染された国のものは一切お断り」「気でも狂わない限り日本のコメなんて食べないよ」「日本米を1.5キロ買うとガイガーカウンターがおまけでついてくるとか」など、放射能汚染を心配する声が非常に多く寄せられた。

また、「日本のコメは高すぎ。日本のコメを買う人は見栄を張っているだけ」との意見や、「あんなに小さな日本にあんなに多くの人がいて、輸出できるコメがあるのか?」というコメントもあったが、日本はコメ余りであることはあまり知られていないようだ。(翻訳・編集/山中)