マッチングサイトが普及し、出会いのチャンスが増えている昨今。LGBT専用のサイトも誕生し、彼らの恋愛事情にも革命がおきているよう。そこで、ジュネーヴ、ハンブルク、バルセロナ、チューリッヒで暮らす4組のゲイ・カップルに恋愛事情をリサーチ! ロマンティックな彼らのラブストーリーは、参考になることがいっぱい♡

バーでの出会いから、世界を巡るカップルへ  in ジュネーヴ

アレン&トレントの場合

学生だったオーストラリア出身のトレントとロンドンで出会い、当時大企業で働いていた仕事を辞めて、彼との愛を選んだスイス人のアレン(写真左)。そんな「愛」を大切にするアレンに、2人の恋愛事情を伺いました!

―今までのラブストーリーを教えて!

「出張で訪れたロンドン。夜、友達たちとバーに出かけたときにイケメンのトレントを発見…! はじめに友達が彼に話しかけたけど、割りこんで2人きりで話す方向にもっていき、一緒にダンスを踊ったんだ。後日ディナーに誘い、旅や人生について話しているうちにどんどん魅かれていって。その後に、デンマークへの旅行に誘って、付き合うことに♡

そんなときに彼がオーストラリアに帰ることになってしまい…。当時働いていた仕事を辞めて、彼についていくことに決意! それから現地で9カ月同棲し、今は2人でスイスに戻ってきて5カ月が経ちます」

―今ではよく一緒に世界を飛び回っているようですね!

「長期休暇には遠くの国へ、毎週末には近場の海外に旅行してる。オーストラリアで同棲していたときは、2人でロードトリップをしたり、東南アジアを周ったり…。スイスに住んでいる今は、ヨーロッパの各都市に小旅行してるよ。

友達同士でパーティーもよく開くんだけど、1回きりの人生だから思う存分楽しまないとね! トレントとはそれを分かち合うことができるから、一緒に入れて本当に幸せ♡」

―2人のように素敵なカップルになる秘訣は?

「コミュニケーションが1番大切。相手のイヤな部分は、きちんと話し合ってお互いを分かり合うこと! もし諦めて話さなくなったら、それで関係は終わりだと思う」

―ジュネーヴでの、LGBTカップルの現状を教えて!

「ここジュネーヴでも、マッチングサイトのおかげでLGBT同士の出会いも簡単になった。でもその手軽さゆえに、真剣に恋愛したいと思っている人との出会いが難しくなったのも事実だと思います」

フェイスブックで友達の彼氏に一目惚れ!? in ハンブルク

ロマンチック♡LGBTカップルのラブストーリー

ウリ&オリヴィエの場合

結婚間近という、ドイツ人カップル。熱烈アプローチをされたというウリさん(写真左)が、出会った時の思い出を振り返ります!

―フェイスブックを通して、どうやって出会ったの?

「当時、僕には恋人がいたんだけど、その彼はデートのたびにフェイスブックに僕らの写真をアップしていたんだ。オリヴィエは、その彼の友達で、フェイスブックでの写真をみて、ずっと僕のことを「キュート!」と思っていたみたい。その後、何度かオリヴィエからPoke(ポーク)されたんだけど、当時は「何、この変な人」としか思っていなかった(笑)。

その後、当時のカレと別れたときに、さっそくオリヴィエからデートの誘いのメッセージが! 乗り気じゃなかったけど、風邪をひいていた僕に『得意料理のチキンスープを作ってきてあげる!』とアプローチされて、とりあえず会ってみることに。

一緒に近所の川沿いを散歩して語り明かして、『素敵な人だなぁ』と思っていたんだけど、その矢先…ちょっと横を見た瞬間に、急に頬にキスをされました! その日はそれ以上進展がなく、解散。その後も家でのまったりデートが続いて…結局、一緒のベッドで寝るまで2週間かかったよ」

―ここだけの話、彼の心を掴むテクニックってある?

「家で過ごすときに、ロマンチックな雰囲気を演出することかな。ジャズをレコードから流して、赤ワインで乾杯しながら一緒に料理を作るんだ。これは、効果あり!

あと、たまにサプライズでオリヴィエが大好きなチューリップの花束をプレゼントすること。とても大喜びしてくれるんだ!」

―仲良しカップルでいる秘訣を教えて!

「自分自身を大切にすることと、相手を尊敬することのバランスが大切だと思う。彼に自分の思う通りの行動を期待しては絶対にダメだし、ときには忍耐も必要。相手が自分と同じ人生のゴールを思い描いていたら、それだけで充分ラッキーなことだと思うんだ。2人でその過程にある小さな発見を楽しんでいくことが、お互い幸せでいる秘訣じゃないかな」

―ドイツでのLGBTの恋愛事情は?

「ハンブルグ、ケルン、ベルリンなどの都市では、LGBTは広く受け入れられているし、友達や恋人に巡り合うチャンスもたくさんあるよ。一方で、地方ではまだまだLGBTに対する認識がすすんでいないように感じるのも事実」

マッチングサイトが運んだ運命の恋♡彼女と別れて、新しい彼のもとへ  in バルセロナ

アレックス&クリスの場合

出会った瞬間にお互い直感で「運命の人!」と感じ、当時彼女がいたクリスと付き合うことになったアレックス。そんな彼のエピソードが、こちら♡

―Tinderで出会ったそうだけど、アプローチはどちらから?

「当時、クリスは彼女がいたから、ただ単に男友達を探していたみたい。メッセージを交換してとりあえず会ってみたんだけど、その瞬間、お互い性別を超えた特別な繋がりを感じて…! でも、とりあえず友達の関係からスタート。

そんなある日、クリスの彼女と3人でご飯を食べに行ったんだけど、その時に彼は、僕のことが好きと確信したんだそう。そのすぐ後に、当時の彼女に『アレックスのことが好きになったから、別れてほしい』と宣言。今、僕と付き合って今で3年になるよ。ちなみに、今はその彼女と僕は親友なんだ」

―パートナーと良い関係を築く秘訣を教えて!

「恋人であると同時に、僕たちは親友でもある。そう考えると、相手に心から誠実になれる気がする!」

―LGBTとして、バルセロナは暮らしやすい街?

「そうだね! バルセロナはLGBTにとってもオープンで、居心地よく過ごせる街だと思う。

だけど、その中で真剣な交際相手を見つけるのは難関。周囲の友達もシングルばかりだから、僕はかなりラッキーだと思うよ!」

マッチングサイトから始まった恋inチューリッヒ

アンディ&フランクの場合

マッチングサイトで出会ったチューリッヒ在住のフランクと一緒に暮らすべく、ジュネーヴから移住してきたアンディ。情熱的な彼が語った、フランクとの出会いエピソードとは…?

―出会いのきっかけは?

「マッチングサイトでプロフィール名を登録したとき、自分の名前から頭文字をとってアルファベット3文字にしたんだ。そしたら、当時客室乗務員として働いていたフランクが『これ、航空会社コードみたい!』と、僕の名前に興味をもってクリックしたのがはじまり(笑)。

それからメッセージ交換をしはじめて、初デートへ。その日はディナーだけで終了したけど…完璧に恋に落ちてしまいました♡

その後は3カ月ほど遠距離恋愛だったけど、彼氏とは呼べない微妙な関係が続き…ある日、第一線をついに超え、正式に付き合うことに!」

―彼の心を掴むテクニックを教えて!

「ん〜…。ユーモアで相手をたのしませることかな。デート中の相手が、僕のジョークの虜になったと感じたら、『うん、しめしめ♡』って、気分がどんどんのってくる(笑)」

―彼とベスト・カップルでいる秘訣は?

「隠し事をしないこと。すべて正直に包み隠さず話すことが、ヘルシーな関係の秘訣だと思う。あと、慣れてくるとつい自分本位になってしまいがちだけど、パートナーの話を聞いて相手を理解することは大切!」

―チューリッヒはLGBTカップルにとって住みやすい街だと思う?

「個人的にはオープンだと思うよ。ついこの間、ビジネス街の中心地で通勤時間に男性2人が路上でキスしている光景を見たけど、誰も驚いている人はいなかった。LGBTへの理解も、進んでいるほうだと思う」

人生をよりロマンチックに、満喫して過ごそうとする彼ら。同じように考える運命のパートナーと時を過ごすことで、その楽しさは何倍にもなるのでしょう♡