14日、ソウルの都心部に位置するサムスン電子の瑞草社屋に爆発物が置かれたとの通報があり、社員らが緊急避難した。資料写真。

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2017年4月14日、ソウルの都心部に位置するサムスン電子の瑞草(ソチョ)社屋に爆発物が置かれたとの通報があり、社員らが避難した。韓国・ニュース1などが伝えた。

この日午前11時30分ごろ、同ビルで働く3300人余りの社員らに向け「建物内に爆発物が設置されたとの通報があったため、すぐに屋外に避難し待機してください」との案内放送が流された。当初、社員らは訓練と思い込み行動を起こさなかったが、「これは実際に起こっていることです」と強調し繰り返される放送を受けて避難を始めたという。ビルの警備員らは各階を回って緊急避難を指示、社員らの全員退避が確認された後、ビルは出入りが封鎖された。

現場にはパトカーのほか武装警察も急行、2時間ほどビル内の捜索を行ったが爆発物は発見されず、午後1時50分ごろに封鎖は解除された。

警察やサムスン関係者の話によると、この日通報があったのはソウルから遠く離れた釜山(プサン)地方警察庁。通報内容は、瑞草社屋A棟にある「サムスン生命本社4階に爆発物を設置した」というものだったが、同ビルでは4階・13階に当たるフロアーは存在しないという。

この騒動に、韓国のネットユーザーからは「やはりいたずらだったか」「なんでまたこんなことを?」「誰だか知らないけど不安をあおらないでくれよ」「犯人への厳罰を求める」と悪質ないたずらに批判の声が多く寄せられたほか、中には「それにしても大企業らしく対処がきちんとしてるね」「今日は社員をみんな早退させてあげればいいのに」と少々のんきなコメントも。

また、「サムスンの自作自演のような気もするなあ」「北朝鮮のスパイの仕業じゃないか?」「アンチ・サムスン勢力がやったんだろう」など犯人の正体を推測するコメント、そして「誰かがギャラクシーノート7(発火・爆発が問題となったサムスン製スマートフォン)をビルに?」「“爆発スマホ”を見つけた人が通報したのかも」とちゃかすような声もあった。(翻訳・編集/吉金)