今回の大統領選はバラが咲き始める5月初旬に行われ、「バラ選挙」ともいわれている=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(5月9日投開票)は15日に告示され、16日まで候補者登録を受け付ける。翌17日から公式選挙運動がスタートする。
 5月8日までの22日間、候補者は街頭演説のほか電話・インターネットを使った訴えなど選挙戦を繰り広げる。
 選挙運動期間には一般有権者も交流サイト(SNS)や公の場での演説・対談などを通じて選挙運動を行える。

◇15〜16日に候補者登録 
 中央選挙管理委員会は15〜16日の午前9時から午後6時まで候補者登録を受け付ける。
 主要政党の公認候補は初日の15日に登録を済ませる予定だ。「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補と「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補、「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補、「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補は代理人が登録し、「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補は中央選挙管理委で自ら登録を行うという。
 候補者は財産と兵役に関する申告書、ここ5年間の税金の納付、滞納に関する申告書、前科記録証明に関する書類、学歴証明に関する書類などを提出し、中央選挙管理委は候補者が提出した資料をホームページで公開する。
 候補者番号は16日午後に決まる。国会に議席を持つ政党の推薦候補者(議席数順)、議席を持っていない政党の推薦候補者、無所属候補者の順で決まるため、記号1番は文氏、2番は洪氏、3番は安氏、4番は劉氏、5番は沈氏になる見通しだ。
 政党推薦候補者には候補者登録締め切りから2日以内に選挙補助金が支給される。政党の所属国会議員数、総選挙当時の比例代表得票率に応じ、計約421億ウォン(約40億円)が割り当てられる。
◇候補者の選挙運動は?
 各候補者は登録直後から選挙事務所を設置できる。事務所のビルに看板や垂れ幕を掲げることもできる。
 新聞やテレビ、インターネット広告を通じた選挙戦も本格化する。候補者は17日から5月7日まで、新聞に計70回にわたって所属政党の綱領や政策などについて広報することが可能だ。17日から5月8日まではテレビ・ラジオ放送別に各30回以内で60秒の広告を流すことが可能で、インターネットメディアのホームページにも広告を掲載できる。
 候補者や関係者は1回20分以内で、テレビ・ラジオ放送でそれぞれ11回の演説を行える。
 また、候補者は公の場で演説し、選挙カーなどを通じても有権者に呼びかけることができる。芸能人らが出演する広報映像の放映も可能だ。
 ただ、公の場での演説は午前7時から午後10時までに制限される。携帯用の拡声器は午前6時から午後11時まで使用できる。
 著述・映画出演などを活用した選挙運動は禁止され、放送を除く夜間演説なども制限される。党員の募集も禁じられる。
 5月3日からは支持率調査など選挙と関連した世論調査結果の公表、引用報道が禁止される。
◇一般有権者も選挙運動可能 
 選挙前日の5月8日まで、19歳未満の選挙権がない人や公務員、外国人などを除く一般有権者は選挙運動が可能だ。
 一般有権者はネット掲示板やブログ、SNSなどに候補者への支持・反対意見を書き込むことができる。ただ、候補者やその家族に関して虚偽の事実を掲載したり、誹謗(ひぼう)中傷したりする行為は禁じられる。
 午前6時から午後11時まで、電話で特定の政党や候補者への支持を訴えたり、投票を呼びかけたりすることも認められる。
 一般有権者は政党や候補者の選挙運動ボランティアとして参加できる。ただ、報酬を要求したり受け取ったりすることはできない。
 今回の大統領選からは投票日当日にも親指を立て、指でV字をつくって撮影した写真をSNSなどに掲載できる。これまでは親指は1番が割り振られた候補者を、V字は2番の候補者を指すとして、投票日には掲載が認められていなかった。
kimchiboxs@yna.co.kr