ナイジェリア・ラゴスのイコイ市内(2015年5月1日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ナイジェリアの汚職対策当局は12日、ラゴス(Lagos)の住宅を強制捜索し、4300万ドル(約47億円)を超える現金を押収したと発表した。同当局はこれについて、数々の抵抗があったもののムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領が進める汚職との闘いにとっての勝利であると評した。

 ナイジェリアの汚職取り締まり機関、経済金融犯罪委員会(EFCC)が発表した声明によると、高級地区イコイ(Ikoyi)にある共同住宅の一室で「途方もない」額の現金を発見したという。

 7階建ての共同住宅の一室で複数のバッグが持ち込まれたり持ち出されたりする「怪しい動き」があるとの通報を受け捜査が行われ、EFCCの捜査員らは現金4340万ドル(約47億円)とともに2万7800ポンド(約380万円)、2320万ナイラ(約800万円)を発見したという。

 現金は新札のままラップに包まれ、戸棚やクローゼットに隠されていた。AFPの取材に応じたEFCCの報道官によると、逮捕者は出ていないという。報道官は現金について「大規模な押収だ」と述べ、「政府の政策、さらには通報が評価に値するということを示している」と強調した。
【翻訳編集】AFPBB News