薬の安全性は穴だらけなのか

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東京都福祉保健局は2017年4月12日、C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品流通に関与した卸売業者のエール薬品、大興薬品(いずれも東京都千代田区)2社に対し薬機法違反があったとして業務停止を命じたと発表した。

エール薬品は12日間、大興薬品は8日間、医薬品の販売業務が停止される。

福祉保健局によるとエール薬品の違反事実は、偽造品を持ち込んだ個人から買い取った際、薬機法では譲渡人に関する記録を正確に記録するよう定められているにもかかわらず架空の会社名を記載し、複数の別の卸売業者に販売したこと。一連の行為が、卸売販売業者として営業所での医薬品の管理を適正に行っていなかったともみなされた。

また、大興薬品はエール薬品から購入した偽造薬を卸売販売業者として登録されていない無許可業者に販売していたことが違反事実となった。この無許可業者から病院に偽造薬が販売されていたが、偽造品問題発覚後に大興薬品が返品を求め回収したという。