映画『ギミー・デンジャー』ジャームッシュ監督がイギー・ポップ率いる伝説のバンド、ストゥージズに迫る

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ジム・ジャームッシュ監督による最新作で音楽ドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー』が、2017年9月2日(土)より、新宿シネマカリテほか順次全国で公開される。

『ギミー・デンジャー』は、ジャームッシュにとって『イヤー・オブ・ザ・ホース』以来の音楽ドキュメンタリー。ボーカルのイギー・ポップ率いる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ(The Stooges)」に迫った全ロックファン必見の映画だ。

メンバーと近しい関係者のみに取材する方法で作られた本作では、ストゥージズの華々しくも混乱に満ちた日々や、イギーとデヴィッド・ボウイが築いたロック史に残る友情、たった3枚のアルバムしか残さず迎えたグループの解散、そして30年後の奇跡の再結成と永遠の別れまで、バンドが歩んだ波乱万丈のストーリーが語られる。

なお、ジャームッシュ監督とイギー・ポップとの深い友情から誕生した作品について、監督は「この映画は、ロック史上最高のバンドへのラブレターだ」とコメント。

2016年カンヌ国際映画祭で『パターソン』とともに2作品が同時に出品し、周囲を驚かせた巨匠ジム・ジャームッシュ。一緒に出品された『パターソン』も8月26日(土)より日本で公開される。また、日本版のナレーションは、『パターソン』にも出演し、ストゥージズのファンでもある俳優の永瀬正敏が担当する。

■ストゥージズとは
ストゥージズは1967年、ボーカルのイギー・ポップ(Iggy Pop)を中心にギターのロン・アシュトン、ドラムのスコット・アシュトン、ベースのデイヴ・アレクサンダーで結成。セックス・ピストルズやラモーンズ、ニルヴァーナ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、デヴィッド・ボウイなど、他のミュージシャンへの影響も大きく、パンクバンドの代表的な存在となる。その後、解散などを経て、現在のメンバーはイギー・ポップ、ジェームズ・ウィリアムソン、スティーヴ・マッケイ、マイク・ワットの4人となっている。

【作品詳細】
『ギミー・デンジャー』
原題:GIMME DANGER
監督:ジム・ジャームッシュ 
出演:イギー・ポップ、ロン・アシュトン、スコット・アシュトン、ジェームズ・ウィリアムスンほか
公開:2017年9月2日(土)
*新宿シネマカリテほか全国順次公開
日本語字幕:齋藤敦子
© 2016 Low Mind Films In


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