5つの部隊に分かれて敵を討つ (C) Universal Pictures

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 マット・デイモンが、チャン・イーモウ監督と初タッグを組んだ超大作「グレートウォール」(公開中)の特別映像が、公開された。劇中に登場する人類軍“禁軍”にフォーカスした内容だ。

 万里の長城を舞台に、総勢10万人の戦士たちと60年に1度復活する伝説の怪物・饕餮(とうてつ)が死闘を繰り広げるさまを、総製作費約150億円を投じた迫力の映像で描く本作。デイモンに加え、「インファナル・アフェア」3部作のアンディ・ラウ、ハリウッド版「デスノート」で死神の声を担当するウィレム・デフォー、「キングコング 髑髏島の巨神」が公開中のジン・ティエン、人気K-POPアイドルグループ「EXO」の元メンバー、ルハンらが結集した。

 禁軍は5つの部隊に分かれており、強さと工学知識を兼ね備えた猛虎軍団“虎軍”、鋭い矢を放つ射手隊“鷹軍”、歩兵と騎兵の混合部隊“鹿軍”、接近戦を得意とする五軍中最強の“熊軍”、女性を中心に構成され、鶴のように舞い敵を駆逐する“鶴軍”がそれぞれ黄、赤、紫、灰、青に色分けされている。映像では、彩り豊かなよろいを装着した兵士たちが命綱を結び、長城の壁からバンジージャンプして饕餮に立ち向かうダイナミックな映像が詰め込まれており、本作のスケール感を堪能できる。

 イーモウ監督は「軍隊の甲冑(かっちゅう)のデザインや色など、すべて中国の伝統文化にヒントを得ている。歴史上、中国ではそれぞれの軍に象徴となる色を使用していたんだ」といい、よろいのアイデアは史実に基づいたものだと明かす。弓の名手ウィリアムを演じたデイモンは「彼ら(禁軍)は長城を守るために人生を訓練に費やし、常に一体となって行動する。同じ軍人として、ウィリアムと(相棒の)トバール(ペドロ・パスカル)は彼らの戦闘能力と規律の高さにすごく感銘を受けるんだ。禁軍の兵士たちが命を犠牲にして戦う様子を目の当たりにするうちに、ウィリアムの人生観が大きく変わることになる。彼ら全員が、ウィリアムがこれまで考えたこともないような大義のために生きているからね。それは、自分自身のためだけに生きるよりも尊いことだと、彼も気づくことになるんだ」と役どころの目線で解説している。