ブラジル・サンパウロの幹線道路沿いにあるチョコレート工場の外壁に描かれたエドゥアルド・コブラさんの作品(2017年4月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】多くのアーティストは自分の作品を人々に見てもらう場を探すのに苦労するが、ブラジル人ストリートアーティストのエドゥアルド・コブラ(Eduardo Kobra)さんにそんな心配は無用だ──。

 多作のコブラさんは現在、サンパウロ(Sao Paulo)の主要幹線道路沿いにあるチョコレート工場「カカウ・ショー(Cacau Show)」の壁をキャンバスにした作品に取り組んでいる。作品は、建物の壁一面だけではなく、工場の一角を取り囲むように描かれており、完成したら「世界最大」になると言われている。

 絵の上半分には、チョコレートの大きな川をボートで進む先住民の男性の姿がさまざまな色で描かれている。工場の中で製造されているチョコレートと、はるかかなたアマゾン川流域のカカオ農民たちの伝統を結ぶ作品だ。

 コブラさんはすでに、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で制作した巨大な作品でギネス世界記録(Guinness World Records)に登録されているが、今回の作品はさらに大きく、5700平方メートルあるという。

「この幹線道路を時速100キロで走っていたとしても、壁に描かれたメッセージは分かるだろう」と、コブラさんはAFPに語った。
【翻訳編集】AFPBB News